内容説明
信長・秀吉時代の日本に東洋巡察使として4回来日した著者が,イエズス会本部に書き送った機密報告書。宣教師としての苦悩,仮借ない日本人観,変転きわまりない政治情勢などがつづられ,興味はつきない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
18
1931年満州事変の時に本邦初紹介(ⅲ頁)。 巻末引き出し式地図によると、 西日本を巡検したようである。 色白で礼儀正しい。 礼節で上品だ。 学問や規律を学ぶ。 粗暴や無能ではなく、 仕事に熟達、と絶賛されている(5頁)。 日本人は、全世界でもっとも面目と 名誉を重んずる国民(6頁上段)。 日本人はきわめて忍耐強く、 飢餓や寒気、苦しみや不自由を堪え忍ぶ(11頁上段)。 今の日本人はひ弱かな。 2014/04/17
seychi
2
宣教師ヴャリニャーノの日本での記録。安土桃山時代の日本人がいかにあったかを克明に記してる貴重な文献。ただ当時としては当たり前かもしれないけど日本人、というかアジア人全体を宇宙人と遭遇したかの様に記してる。まあ彼らの祖国から一年もかけて航海してきたらそうもなるか。それとちょこちょこ出てくるイエズス会マンセー!ってのはちょと気になる。なんにせよ当時の日本、特に庶民を知る上では参考になる書籍。2013/11/07
tkm66
0
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