内容説明
発達障害、愛着障害…学級には様々な問題を抱えるこどもがいます。個々に困難さをみとりながら、クラス全体の中でどう支援していくことができるか、愛着障害、ユニバーサルデザイン、発達障害、と専門の著者らがまとめました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
せっかちーぬ
5
「こんな行動をしているから嫌われる」と思う方が心の傷は浅い、って、目から鱗ボロボロ。好かれるモデルを知らないってことだよね。先手支援の上「気持ちがいいね」「楽しくなるね」と感情をラベリング、常に教師や支援者が主導権を握ることが大事。これ、本当に根気よくやらないと、すごく大変だね。ちゃんと見ないとだな。見てない訳じゃないけど。「もちあじ」という言葉に惹かれた。すぐ「いいな」「〇〇ちゃんばっかり」と言う子に効果ありかも。「自分は贔屓されてると思わせる」って、分かるけど、恋愛にも使ったことないよ。できる?私。2023/02/05
ヤナセトモロヲ
3
★★★★★ 愛着障害の理解が進むと、もっと世の中は良くなると思うのだが。児童虐待はためらわず通報だね、子供のためにも。2024/09/30
だんぼ
2
実例も交えて書いてあったので、勉強になった。確かに、その通りだと思う。 でも、そこまでのものが求められるのかぁ…と正直ハードルの高さも感じた。2024/09/07
chietaro
2
現代の教育に必要な視点かもしれません。発達障害と重なるところはあるけれど、先天的・後天的の違いはあるし、アプローチの仕方も変わると感じました。ただ、全ての子どもたちに「愛情」を伝えることや、子どもの行動には理由があるということについては、ブレずにいきたいです。2023/01/08
みぃ
2
「あなたのことを大切に思っている、大事だから叱っている」虐待され傷ついた子供が回復するにはかなりの時間や努力を要する。彼らは傷つきながら、周りをも傷つけていく。挑発に巻き込まれない。落ち着きを注入。しつこくネチネチ怒らない。気持ちをじっくり聞く。気持ちを表現させる。感情的にならず、おろおろしない。適切な距離を保つ。教師集団が信頼し合う。特別扱いではなく、細かい目配りや心配り。先手の支援、感情のラベリング。ポジティブな感情を生じさせ、確認する安心基地→ネガティブな感情から守る安全基地→自立につながる探索基地2022/12/11
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