ポプラ文庫<br> 謀る理兵衛

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ポプラ文庫
謀る理兵衛

  • ISBN:9784591146910

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内容説明

元禄時代。日本一の豪商と呼ばれる丹生屋の四代目・重兵衛は放蕩の限りを尽くしていた。重兵衛の散財には理由があった。幕府の大老・酒井忠清が、丹生屋を取り潰し、その血を根絶やしにするため、様々な策を弄していたのだ。このままでは丹生屋は取り潰されてしまう。いつの日か、真の意味での丹生屋を再興するため、完璧な形で丹生屋を潰してみせよう…。大坂商人の意地を賭け、幕府へ反旗を翻した男の大立ち回りが始まった……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とらやん

1
昔の豪商には大概、質素倹約の家訓があるけど、 果たしてそれが良いことなのか。 この本を読んで考えてしまいました。 蓄財に励むより、湯水のごとく金を使い、 市中を潤し経済を回すという方法もあるのでは無いかと。 まあ、庶民には夢の話しですけどね。 ご公儀に目を付けられた、日本一の豪商丹生屋理兵衛。 次々に襲う、取り潰しへの画策。 最期に理兵衛が見せたのは、浪速商人の意気地であった。2019/09/08

トラジ

0
大石内蔵助を助けたり、燻ぶり時代の吉宗と知り合ったりとこの時代のエピソード満載。そんな中、幕府の大老格、柳沢吉保に敵視される丹生屋五代目理兵衛。大風呂敷を広げた展開の割に巧く纏まっている。殺された身内、味方が多く喪失感が大きい。2015/11/30

たけのうみ

0
12024/01/09

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