内容説明
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スパイスカレーのプロフェッショナルが、世界各国を旅して出会った究極のカレー&スパイス料理を語り尽くす。
インドのフィッシュカレーで人生観を覆され、
ラオスではナマズの卵で作るショッキングピンクのカレーに舌鼓。
マレーシアのインド人街で「苔」が決め手のカレーに唸り、
フランスでは幻のミックススパイス「忘れられた宝」とご対面。
22カ国の探訪記と33の本格レシピを収録したフォトエッセイ。
※フォトグラファーとしても活躍する著者によるカラー写真を豊富に掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
124
旅行先で様々なカレー料理を食べてきたが、まだまだ世界にはこれほど多種多彩なカレーがあるとは思わなかった。今まで口にしてきたものは、そのほんの一部でしかなかったと痛感させられる。風土に根付いた未知のスパイスや食材を用いて工夫を重ね、辛い美味さを追求してきた成果が大量の写真と共に紹介されるのは実に楽しい。著者こそ趣味と仕事を両立させた、最高に楽しい人生を送っている人だなと羨ましくなってしまう。カレー好きとしては直接味わいたい料理ばかりだが、とても全部は食べに行けないので日本で食べられる店の一覧表も欲しかった。2024/05/18
アキ
102
世界には想像を越えるカレーの世界がある。カレーの語源はインドのタミル語のカリである。世界のカレーを旅して回る著者のフットワークが半端ない。旅するうちにスパイス、唐辛子、インド料理と興味は広がっていく。そして料理人からレシピを聞き出す、それを自分で作ってみる。豊富な写真と謎めいたレシピは知らない世界へ誘う魅力を満たしている。「情報と経験の間には、山脈級の隔たりがある。いつだって僕はこの目で確かめ、体験したものを信じたい。」セイロンで出会ったシナモン名人の技が冴える。シナモンの香りに名人の面影を思い出す。2024/04/25
榊原 香織
63
こんな仕事の人がいるんですね。出張カレー屋さん スパイスを求めて世界中に。マレーシアに、南インドから来た人たちの、チェティナード料理というのがあって、カルパシという苔をスパイスに使うー初耳。 フランス、スパイスの魔術師、オリビエ・ロランジェ;調べて見ようっと2024/05/22
和草(にこぐさ)
14
カレーに限らず、スパイスがたくさん出てくる。 様々なスパイスの香りを楽しんで旅行している雰囲気も伝わってくる。2024/07/13
アリーマ
13
世界中のスパイスとカレーを求めて、ありとあらゆるところに旅をする著者。まずはこの情熱の熱量に圧倒される。こまかい話はわからない部分も多いのだが、さまざまな国のカレーの定義やスパイスの使い方、バリエーションなど、とても興味深く読んだ。写真もわかりやすい。良い本だった。★★★★★2024/05/31
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