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内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
ONE氏、推薦!?
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ページをめくっていくと頭が段々 ボーッとしてきて…
気が付くと目の前に模様がありました。
銅蟲先生の混沌がクセになる。
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「『数が大きいこと』を恐れる必要なんてどこにもねえ… 『数が大きくないこと』 こいつを何よりも恐れなきゃあ ダメだ」
「より大きな数を! そこに意味はないが理由はある! 」
寿司屋を舞台に数論が展開される、世界初の巨大数論マンガ。
pixivコミック「MANGA pixiv」に掲載され、圧倒的なインパクトと意味不明さで話題となったWebマンガが、ついにコミックスとして発売!
■収録内容/224ページ
・寿司 虚空編 第1話~第8話
・描き下ろし 寿司 ラスボス刑事編
※「巨大数論」とは、ひたすら大きな数を作るために考えていくことです。本作は専門家による査読により数学的に正確な描写を心がけていますが、数学的な内容がまったくわからなくても楽しめます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柳田
17
数学パートも異様だが文章、というかセリフとかも異様で、作者薬キメて描いてんじゃないかというのもわかる。こういうの脳とか手から溢れ出てくるんだろうか、なんか自分の凡庸さを痛感した。案外数学の知識がなくとも根気よく読んでいけばわかるんじゃないかという気がする。『メシにしましょう』のほうは表紙からしてだいぶまともそうだったがまあこれとくらべればだいぶまともだった。「虚空編」てどういう意味なんだろ。2018/07/11
nbhd
11
タイトルだけにひかれて読んでみたのだけど、、、ナンダコレハ!読んで後悔したのか、読んで得るものがあったのか判断しづらい、巨大数の世界。おとなしく、鬼滅の刃を読もうかなとマジで思った。2020/11/03
MatsumotoShuji
8
タイトルどおり、寿司の本。これを読まずしてネタがああだとかミシュランがどうだとか、知ったげに語ってた自分が恥ずかしい。オバマさんもこれを読んでからすきやばし次郎に行ったってうちのネコが言ってた。明日からの寿司屋巡りには絶対欠かせない一冊。グルメはすぐ買え! すぐ読め! そして異世界に跳躍せよ!2017/12/21
プロムナード
8
「想像できないもの」でも、それが存在することは想像できる……。この空恐ろしさ、「世界の果て」を超越した虚空にただようよるべなさの、本当に気持ちいいこと。この本を読むときほど理系であればよかったのにと願うことはない。「我々は何かの掌の上にいるにすぎない そしてそれはおそらく釈迦ではない もっと恐ろしい何かだ」2017/08/20
匙(飯匙倩)
7
その題名に違って寿司が主役でない、ほぼ巨大数についての漫画。畢竟、足し算から足し算の足し算(掛け算)へ、掛け算の足し算(冪乗)へ、冪乗の足し算(テトレーション)へ、といったような自己相似的な展開が基本にあるので一旦コツをつかめば理解するのはそこまで難しくないと思う(少なくとも本書の内容に限っては)。無限にまでは及ばないが、有限の中での無限を考える、という点に浪漫があり、その自己増殖的な邁進の過程に蓋し深遠なものを感じているのだろうなと想像すると、無限に材を取った作者のディープな漫画も読んでみたい気がした。2018/08/23