- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
私たち人間のからだは、魚であった時代の名残をたくさん抱えている。たとえば、私たちの顔で表情をつくり、口を開いて声や言葉を発する筋肉も、魚だった時代の「えら」の筋肉が変化したものだ。水中で生活する魚類では、顔面に味覚を感じる細胞が集中したが、上陸に伴い、ヒトでは乾燥を避けて口の中の舌でのみ味覚を味わうようになった。――伝説の解剖学者・三木成夫の「人間の見方」を、実際に講義を受けていた著者が解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/a8ce1a25-e265-4da2-bf17-2b4e2816375d 2025/07/08
Go Extreme
1
人体の中の動物:運動系ー骨格と筋肉 神経系ー脳と神経 感覚系ー目と耳 こころはどこにあるのか 人体の中の植物;吸収系ー胃腸と肺 循環系ー心臓と血管 排出系ー泌尿。生殖器 ヒトのからだの5億年:胎児と3歳児の個体発生 人のからだには5億年の生命記憶 からだの中の美術館 目:中世フランスの光 目の誕生 科学・芸術の目 内臓;一本の管 無脊椎動物 30億年のかたち 脊柱:脊椎動物 柱で支える 肺:オペラ 呼吸で描く 足:立つことの美学 地球の重力 手:手の解剖学 意志を彫る 脳:脳の中の美術館 絵画と星座2024/07/08
さえもん
1
心というものが、海にいたころからの長い長い記憶と密接に関係しているのなら、それを解き明かすことは途方もない無謀なことに思える。だからこそ、たかだか云十年しか生きられない人間が、本質とは違うところで思い悩んだりすることは当然のことなのかもしれない。 最後の、文字を持つ前の人類は、星座に熱中していたという考えはものすごく面白いものだと感じた。2024/06/16
でろり~ん
0
初著者。感動の一冊でした。人間は昔、魚だったらしいよって話を聞いたのはいつだったろうか。それをとなえた人ってこの著者の師匠筋にあたる人だったんですね。日本人だったとは思っていませんでした。根拠ないけど。カバーの絵。青い線は背骨、なんでしょねえ。解剖学って馴染みないですけど、面白いかもです。ためになる本でした。2025/09/08
ちびお
0
解剖学的に人体を見ていくとこうなるのか、分析方法はいくつかあるが、切り込み方が面白い。精巣と卵巣は形が似ている?、血管の流れ、受精から人間の成長をみると進化の過程を辿っているなど。2024/06/13
-
- 電子書籍
- 神の使いでのんびり異世界旅行 ~最強の…
-
- 電子書籍
- 裏切られた盗賊、怪盗魔王になって世界を…
-
- 電子書籍
- まゆりさんのいる銭湯 フルカラー連載版…
-
- 電子書籍
- HiVi (ハイヴィ) 2018年 1…
-
- 電子書籍
- 会社四季報プロ500 2018年春号 …




