内容説明
文政六年、いじめに耐えかねた西丸書院番二番組の新参・松平外記が三名の古参を城中で斬り殺す大事件、いわゆる「千代田の刃傷」が起きた。幕閣が混乱する中、二百二十五石の小旗本で無役の小普請組・北条志真佑は、番士を一新し再編成された二番組に抜擢され、妹の幸や叔父の相模八左衛門とともに喜んでいた。上泉新陰流を使い、十一代将軍徳川家斉の世子・家慶の力にならんと腕を撫す志真佑だったが……。待望の新シリーズ始動!
【目次】
第一章 騒動の後始末
第二章 役付の誉れ
第三章 城中規律
第四章 恨の根
第五章 盾の意味
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Atsushi Kobayashi
22
ちょっと期待したのですが、やはり脱線が多くて、ちょっと残念。 展開も、なんとなく読めてきてしまいました。。残念2024/02/29
ガットウ
16
★★★★4.0点。わかりやすいタイトルが良いですね。今後に期待できそう。2024/04/01
もとさん
1
最近読むのに時間がかかる作品を読んでいたのですが、上田さんの作品いつものようにテンポよく読め楽しいので、安心の1冊です2024/02/28
Masayoshi Arakawa
1
20240228 770 さすがの上田節と言えようか‼️2024/02/27