中公文庫<br> 振り出し 旗本出世双六(一)

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中公文庫
振り出し 旗本出世双六(一)

  • 著者名:上田秀人【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 中央公論新社(2024/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122074804

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内容説明

文政六年、いじめに耐えかねた西丸書院番二番組の新参・松平外記が三名の古参を城中で斬り殺す大事件、いわゆる「千代田の刃傷」が起きた。幕閣が混乱する中、二百二十五石の小旗本で無役の小普請組・北条志真佑は、番士を一新し再編成された二番組に抜擢され、妹の幸や叔父の相模八左衛門とともに喜んでいた。上泉新陰流を使い、十一代将軍徳川家斉の世子・家慶の力にならんと腕を撫す志真佑だったが……。待望の新シリーズ始動!

【目次】
第一章 騒動の後始末
第二章 役付の誉れ
第三章 城中規律
第四章 恨の根
第五章 盾の意味

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

50
上田秀人さんの新シリーズです。北条志真佑(しますけ)は、旗本二百二十五石、上泉新陰流の遣いてで北条家当主です。七年前に家督を継いだときに小普請組へ編入され、それからずっと無役です。やっと書院番士として出仕が決まった。妹の幸(みゆき)17才と二人暮らしてある。妹を嫁にやるためにも、自身の嫁を迎えるためにも出世をしなければならない。2024/10/03

Atsushi Kobayashi

22
ちょっと期待したのですが、やはり脱線が多くて、ちょっと残念。 展開も、なんとなく読めてきてしまいました。。残念2024/02/29

むつこ

17
新シリーズということもあり、主人公の動きが弱く、話が進まない感じ。次作から展開していくのかな。2024/05/24

ガットウ

16
★★★★4.0点。わかりやすいタイトルが良いですね。今後に期待できそう。2024/04/01

しぇるぱ

2
時は十一代将軍徳川家斉の時代。主人公北条志真佑(しますけ)は旗本で二百二十五石、小普請組所属なのだ。西の丸書院番で狼藉があった。何人か人死にが出て補充があった。北条志真佑は選抜された。将軍家家斉の世子は徳川家慶、世子家慶は将軍家斉の代参で寛永寺に向かった。その途中、浪人の集団に襲撃された。北条志真佑は世子の駕籠脇を守り、世子の目に留まった。浪人を襲撃させたのは将軍家斉なのだ。キーになるのが悪役です。親である将軍というのが世子側からのラスボスです。同僚先輩で憎まれ役が出ないと沸き立ちませんが、次巻からでしょ2024/06/16

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