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内容説明
3歳のとき事故で失明したルイ・ブライユは、パリにある目の見えない人たちの学校へ通い始めます。ある日一人の軍人が、「さわって読む点の文字」を持ってルイの学校にやってきました。ルイはそれを、目の見えない人に使いやすい文字にしようと、研究を始めます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
30
絵本で親しんでいたブライユさん、伝記漫画で読み返して娘さん感動中。手話もそうですが、実際に使う人たちが自分たちのために改良していく技術を健常者が受け入れられない…というおごりが世界どこも共通で、恥ずかしく思います。けれども知らないうちに自分もそうしているのかもしれない。図書館で点字タイプ体験をさせてもらったときのこと、娘は忘れていたようですが、またやってみたい!と盛り上がっています。伝記漫画、ありがたいなあ。2021/01/14
刹那
16
三歳の時、右目にナイフが刺さり、結局両目ともみえなくなってしまったルイブライユ。あかちゃんが家にいるので想像しただけで鳥肌。そのルイは本当に頭がいい。病に伏すまで、研究心を失わず、ひたすら研究を繰り返し、今も受け継がれている点字を発明。すごい人でした。2016/02/14
absinthe@読み聞かせメーター
15
小3の娘。ひとりよみ。目に錐が刺さるって痛そうだしかわいそう。2020/01/31
メープル
14
娘のおすすめで読みました。点字を発明した人。とても、勉強熱心で寝るまも惜しんで研究。絵本の方が苦労した所が描かれていましたが、絵本はあまり重たく描かれていないので娘も読みやすいようでした。2021/01/25
シチミ
12
ルイ・ブライユ、全く知らなかった人。点字を発明した人。3歳の時の刃物で目を刺してしまう事故が痛々しい。その後、親に知的な資質を見込まれて盲学校へ進む。そこで何と軍の暗号を元に、それまで存在しなかった点字を発想し、実用的なシステムとしてほぼ原型を完成させたのが若干15歳。天才的。マンガの中でも、実際の点字の仕組みが解説してあって、ブライユの発想がいかにすごいかよく分かる。でもその後は、新しい発想を受け入れない大人的な事情で中々認められず辛い。最終的に認められるが劣悪な環境の影響で42歳にして病死。合唱。2022/01/10