コミック版 世界の伝記<br> 宮沢賢治

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コミック版 世界の伝記
宮沢賢治

  • ISBN:9784591128374

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内容説明

子どもの頃から自然とふれあい、豊かな感情の持ち主だった宮沢賢治。『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』など、童話や詩をたくさんつくり、子どもからおとなまで幅広く読まれています。彼の生涯をわかりやすく描いたコミックです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

35
何不自由ない暮らしをしていたからこそ気づける不平等もある。宮沢賢治のストイックさは、富裕層のエリートたちが共産主義に傾倒していくような純粋な義憤を思わせます。彼の献身は信仰とも深く関わりがあったんですねえ。妹さんのエピソードは有名ですが、支え続けた父親、出版のために奔走した弟さんのエピソードも素敵でした。宮沢先生に教わってみたかったな。2024/02/09

紅香

23
『わたくしのお話は、みんな林や野原や鉄道線路やらで、虹や月明かりからもらってきたのです』どこまでも謙虚で優しい。人々の幸いを願い、故郷を地球を愛した。「石は地球の一部だろ?こんな綺麗な地球を集めたら楽しいじゃないか」少年の頃のエピソード。石を集めたように素敵な物語をトランク一杯に拾い集めたイーハトーブ。本の扉を開いたら、いつでも行ける世界。後世の私達に架けた虹。清らかさに惹かれて透明なその泉に浸り、喉を潤し、願うならそこの住人に私もになりたいと思うのです。知っているようで知らなかった宮沢賢治の生涯。2014/09/19

あや

19
お子さんにもわかりやすく描かれている宮沢賢治の37年の短い生涯。農業に至った経緯、身体が弱かったこと、父親との確執、童話を書いて弟妹に読み聞かせたお優しさ、「雨ニモマケズ」の誕生。「雨ニモマケズ」はとても素敵な詩だと以前から思っていたが、宮沢賢治の生涯を振り返った時にとても強烈に響いてくる詩だと感じた。巻末の参考文献をのちほど「読みたい本」に登録したい。子供のころ母に『注文の多い料理店』の含む童話アンソロジーを買って貰った。捨てた記憶はないので発掘して読みたい。2026/04/21

Kikuyo

17
豊作の花巻市の秋のお祭り、肥料相談にのる、そこから臨終まで「お父さんにほめられた」あと息を引き取るシーンは、何回でも泣いてしまう。弟の清六さんの尽力は大きかったなと改めて思う。石は地球の一部。賢治の愛した岩手の土地や、植物や動物やすべてのものは自然の一部。賢治はいつでもひたむきで、未来に目を向けていたことがよくわかる。2018/09/03

りるふぃー

15
こうして宮澤賢治さんの人生を辿ってみると、賢治さんの人生体験全てが、様々な宝石みたいにたくさんの結晶になったのが、あの不思議で美しい物語の数々なんだと実感する。人それぞれに、人生を童話の結晶にする技術を持ってたら面白いのに。私にもそんな才能があったとしたらどんな童話が生まれるのかな。2021/11/29

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