内容説明
ひとりじゃできないこと。それはセックスなんかじゃなくて、もっともっと私の存在の根幹にかかわること。
暮らしレーベル第6弾。ひとりじゃできないこと。それはセックスなんかじゃなくて、もっともっと私の存在の根幹にかかわること。
【著者】
早乙女ぐりこ
日記とエッセイを書く人。一九八七年、東京都生まれ。『東京一人酒日記』などの自主製作本を発行しており、本書が商業出版デビュー作となる。
目次
持続可能な生活と執筆
てこでも動かない
禁欲と強欲
欠陥品のまま
私が悲しいのは
Everything ok for you
恋の遺影(Re Edit)
名前をつけてくれ
ハローグッバイ
「普通」のおにぎり
いなくならないで
人生、全部
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
道楽モン
34
文フリで人気の作者による初商業出版。日記をエッセイ化した生々しい内容に抗いようもない魅力がある。承認欲求と精神的な渇望感の表出は、身も蓋もない程の迷走っぷりで、正しく文学以外の何物でもない。フィクションであれば洗練され得る心理描写も、日記形式であるからストレートで深く重い。そこまで書くのかという部分が数か所あり、その突き抜け方が尋常ではない。作家気取りとか文学ごっこなんていう次元を遥かに凌駕する赤裸々さは、他人の日記覗き見的な下衆さを蹴り飛ばす。「生きてるって言ってみろ」と読み手を殴りつける。衝撃度高い。2024/05/16
桜もち 太郎
11
きっとペンネームなんだろう。それくらいしか作者の情報はない。同人誌を作っていた作者が、はじめて商業出版した本らしい。内容はエッセイ+日記。年齢は30代、「自己中心的で、強欲で、負けず嫌いな人間だ。誰かの為に何かを頑張るという機能が搭載されていない」これが彼女らしい。そして高校の時には「体育会系文化部」に所属し、東京都代表として全国大会に出たらしい。何の競技とは書かれていない。一度結婚してすぐに離婚。マッチングアプリに登録して、男たちと巡り合うが幸せには繋がらない。結局彼女は何者なんだろうかと興味を持てた。2026/09/09
yuui
11
この「私が悲しいのは」なんてまるで俺やんって言うくらい共感できたし、わからんけどなんか人って色々我慢していきとるけど本来はこうあるべきやんって! 「欠陥品のまま」も良かったな☺️ 僕のLvが7やったとしたら早乙女ぐりこさんはLv9やった! ただ勢いが凄い人っぽいから色々体調とか心配やけど無理しやんとほしい🥺 またどこかで早乙女ぐりこさんの本見つけたら買おやฅ^•ω•^ฅ それと文学フリマ?行ってみたい📚2024/07/23
Moooo
10
こんなにもこの人の描くものから目を離せないのはなんだろう。何が胸を締め付けるのだろう。何が気持ちをヤキモキさせるのだろう。何がこの切実さや真実味を口の中いっぱいに味合わせてくれているのだろう。そんなことを読みながらずっと考えていた。2025/06/05
北京ダック
9
読んだ、そして早乙女ぐりこ氏が紡ぎ出す言葉が怖いくらい自分なのだ。勝手に期待して勝手に幻滅して。そう!そうなのだ。僕は男だが、男だから女だからとは関係なく。うまくいかない時に体に溺れたことなど一度もないが、酒や趣味に溺れたり。不器用な人なんだろうなと心の底から思う。不器用で真面目な人なんだと。だからそう言う人を見ると応援したくなるのは、自分を相手の中に見る?見ようとするからなんだろう。早乙女ぐりこ氏、応援してます。2025/05/08
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