日本経済新聞出版<br> ATTENTION SPAN(アテンション・スパン) デジタル時代の「集中力」の科学

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日本経済新聞出版
ATTENTION SPAN(アテンション・スパン) デジタル時代の「集中力」の科学

  • 著者名:グロリア・マーク【著】/依田卓巳【訳】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 日経BP(2024/03発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296117338

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内容説明

池 谷 裕 二 氏(脳研究者・東京大学薬学部教授)推 薦 !
「IT時代を迎え、集中力のツボは刷新された。本書はデジタル技術との交流を前提に、現代版「集中力」を科学的に検証する。今こそ読むべき本だ。」

私たちの集中時間(アテンション・スパン)は、日ごとに短くなっている──。スマホやPCなど、デジタル機器が人間の生活に与える影響を長年考察してきた心理学・情報科学のエキスパートが、独自の研究と最新の学説をもとに解き明かす、デジタル時代の「集中力」の科学。絶え間ないチャットやメール、ウェブ会議、SNSなど、さまざまな刺激に満ちたデジタル環境下で、集中力を統制し、自分に合ったスタイルで「幸福度」も「生産性」も高める方法とは? 注意散漫・集中力低下に悩む人の必読書。

目次

はじめに 「集中」の神話を打ち破る
■■I 集 中 の 構 造 ■■
第1章 限りある認知リソース
第2章 集中をめぐる争い
第3章 集中のタイプを理解する
第4章 マルチタスクの真実
第5章 絶え間ない中断がもたらすもの

■■II 集 中 を 中 断 さ せ る さ ま ざ ま な 力■■
第6章 インターネットの普及と集中力の低下
第7章 AIとアルゴリズムの影響
第8章 デジタルな交流の世界 
第9章 パーソナリティは自制にどう影響するか
第10章 デバイスは幸福感を下げるのか
第11章 メディアによる集中の条件づけ

■■III 集 中 、リ ズ ム 、バ ラ ン ス を 整 え る■■
第12章 自由意志、主体性、集中
第13章 「主体性」の力で生活リズムを整える
第14章 デジタル時代の集中力を育む

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

79
「集中力のタンク」という表現が印象的でした。タンクの中に入っている集中力は使えば当然減るのですが、休憩することでタンクは回復するとのこと。他書でヒトが1日に使用できるエネルギーは決まっていて、これを如何に配分するかが大切と言及されていたので、「集中力≠エネルギー」なのかと思ってしまいました。2024/05/14

くくの

12
集中力が続かなくなった。すぐにスマホを見てしまって、作業が進まないなんてことも。そんな集中力の低下を実地研究で科学的に論じる。キーワードは認知リソース。集中力にはMPのように使えば減るステータスがある。そのMPの回復方法を紹介しつつ、最終的には自制心を養うことが大事というお話。また、メディアもすぐに移り変わる画面で、集中力低下に寄与している。認知リソースとか、今まで流されるだけの集中力に具体的な名前ができて、集中力に意識を向けやすくなった気がする。認知リソースが枯渇してきたから休もうかなって。いつもだけど2024/11/04

FuSa

10
エライ時間がかかってしまった。。。デジタル時代の集中力について、マルチタスクや認知リソースに関する研究知見と、日常生活で我々が何をどう意識したらいいかの提案と。虚無の目でやるパズドラも悪いわけではない、ただ頻度や時間、そこに至るまでの過程の問題である、といった感じかな。2024/09/18

turtle

7
デバイスの登場で人のattention span(集中時間)が短くなっているという本書を読了した晩にこんな夢を見ました。仕事中にスマホを見ているところを人に見咎められ、恥ずかしくなってその人にスマホを預けたところ、めちゃくちゃ仕事が捗る、という夢。物理的に触れなくする、これに尽きるのでしょうかね。2024/07/27

tkokon

6
【認知リソース】デジタル時代、集中力を保つことが年々難しくなっている。マルチタスク・メール・チャットツール、集中を中断するものは、ストレスをももたらす。メールを5日間使わなくするだけで、心拍数が有意に下がりストレスから解放されるという。集中は「認知リソース」を使う。そして、頭を使わない集中(編み物・ガーデニング・アイロンがけ等)には認知リソースを回復させる効果がある。逆にストレスや高負荷な仕事は認知リソースを削る。余白時間を作り、仕事の感情価を理解し、認知リソースを浪費しない。これがデジタル時代の集中2024/04/21

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