内容説明
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半導体をめぐり、世界は新たな戦争状態に!
経済安全保障に直結する“日の丸”半導体の復活を!
・中国は米国と「競争」ではなく「闘争」していることを知るべきだ
・ソフトバンクグループは一刻も早く脱中国へ
・見過ごしてはいけない日本の「パワー半導体」の強さ
・TSMC熊本工場開所をきっかけに日本半導体産業の推進なるか
今や産業の中枢を担う半導体。長距離ミサイルなどの兵器にも使用されており、半導体産業を支配した国が覇権を握る時代に。世界覇権の野心をむき出しにした中国は日本の半導体技術をさまざまな手段を駆使して窃取しようとしている――日本の半導体産業を守れ!
時代の大転換が始まった!――安全保障と直結する半導体産業の重要性とは
とどまるところを知らない中国の野心――世界の覇権を握るため、半導体をその支配権に
拡大・加速する米中対立――半導体規制の綱引きは続く
日本の経済安全保障は半導体復活にかかっている――半導体産業を奪われた日本の明日は
中国とずぶずぶな関係の日本の大学――日本人学生が中国に目をつけられている!
半導体復活で、日本経済も復活させよ――最後のチャンスを手放してはならない!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
35
アメリカで2022年に出版された「半導体戦争」を読みつつ、日本サイドの本を読みたいと思って取り寄せたのがこちら(2024年出版)。現在半導体開発と中国(台湾)は切り離せないのに、著者は脱中国を叫ぶ。気持ちはわかるけど無理じゃないかな。兵器開発においても半導体は不可欠な素材だが、日本はどこからその素材を確保し、創り上げたものをどの国に使おうと想定しているのだろう?少しかじっただけの自分にだってなんとなくわかるー日本は今、中国と争っても損をするだけだ。向こうの方が多くの分野で生産力が高いんだもの。2025/12/10
TheWho
8
経済安全保障アナリストとして活動する著者が、半導体を巡る国家の安全保障から世界情勢、そして日本が取り組みべき政策を示唆してくれる興味深い一冊。本著を読了する数日前に高市早苗氏が自民党総裁選に敗れた事は、国家の損失だと思えた。願わくば次の総理として復活を望む一念と合致した作品でした。2024/09/29
がんぞ
4
「経済安全保障観点からする半導体産業分析」の意気込み/既存ジャンル兵器は進化が遅いが、ウクライナ戦争では主力兵器の軍事ドローンもミサイル命中精度も情報技術/なによりアサヒ飲料のようなハッキングが、電力のような基幹システムを撹乱したら?/国外在住国民にまで〈忠誠心〉を求める中国共産党権力は、過去にやらかした実績があるから2020年HUAWEI製品排除におとなしく応じたが、次世代CPUの製造は一国では担えないほど長大なラインだが宇宙技術と同じくその製造を担い、民主主義国群と並立ひいては覇権を得ようとしていると2025/11/03
こじりん
2
半導体を征するものが支配を握る事がよくわかった。まだまだ日本にも可能性がある。2024/05/10
ゼロ投資大学
1
半導体は、現在の世界で最重要の戦略物資となっている。米中対立でも、半導体の輸出規制が頻繁に行われており、最先端の半導体を確保することが国家の安全保障に極めて重要であることが明らかになっている。日本も自国で半導体製造能力を構築することが急務となっており、官民総出で協力していくことが欠かせない。2024/12/05




