内容説明
初めてのつくしとりの日、元気いっぱいに家を出発したちえちゃん。けれども、お兄ちゃん、お姉ちゃんが、次々に大きなつくしを発見していくのを見て、だんだん悲しくなっていきます。あった!と思ったら、赤ちゃんつくしだったり、突然草の間からヘビが飛び出してきたり…。次第に、日も傾いていき、家に帰る時間になりますが、偶然、ちえちゃんは転げていった土手の下で、これまで見たこともない王様つくしを発見します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
34
おばあちゃんと孫達で野山につくしを取りに行き、つくし料理を作る話。つくしを食べた事がないので、どんな味なのか食べてみたい。2023/10/12
gtn
22
三世代家族。良い面以外も見えてくる。そんな暮らしの中で、数少ない美しい思い出を摘み取った本。2021/12/22
かおりんご
21
児童書。春のある日、ちえちゃん、おばあちゃん、おねえちゃん、おにいちゃんは、つくしとりに出かけます。春のわくわくした雰囲気や、つくしの取り方なども分かり、楽しく読めそう。読み聞かせには長いけれど、一人読みなら中学年くらいかな。珍しく、横書きの作品。2019/09/29
バニラ風味
18
ふきのとうの花が咲いたら…つくしとりの合図です。おばあちゃん、おにいちゃん、おねえちゃんと一緒につくしを取りに行くことになりました。場所を聞かれても秘密です。誰が一番取れるか、王さまを見つけるのかは誰か。みんな、一生懸命。取ってきた後の「はかまとり」から料理の仕方も、ちゃんと、かかれていますよ。ちょっと苦いけど、おいしーい!つくし取りをする前日から、みんなで料理を食べるまでの「わくわく」に満ち溢れた、楽しい春のお話です。2016/03/30
カッパ
12
子供が持ってきた本だったので借りてみました。1歳半の息子はまだ興味なさそう 笑 家族でつくしをとりにいく話です。2020/09/24