はからはじまるカルシウムのはなし

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はからはじまるカルシウムのはなし

  • 著者名:伊沢尚子/ダイスケ・ホンゴリアン
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 福音館書店(2024/03発売)
  • 夏の総決算!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍(~8/31)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784834085945

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内容説明

この作品は、「カルシウム」という子どもたちが耳にすることも多い元素を主人公として、物質の循環を実感してもらうことをテーマとした作品です。土に埋めた男の子の歯を皮切りとして、コマツナやカタツムリ、マイマイカブリ、というようにカルシウムの居場所はどんどん移っていきます。時には水のなかにも・・・・・・。果たして最後はどこにたどり着くのでしょうか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiaki

45
長女が骨折をしてて、チーズや小松菜などカルシウム摂取を頑張ってるので読んでみました。抜けた歯を庭に埋めたぼく。その一本の歯に含まれたカルシウムが巡り巡ってやがて食卓に帰ってくるまでの循環を描いた1冊。とても興味深かったです!歯も土に還るなんて知らなかったです。こうしてやがて朽ちてゆくはずのものが化石として残るのは、奇跡に近いことなんだなぁと思いました。小さいサイズながらも、デザイン的な絵が遠目が利くので、中学年からの読み聞かせに使ってみたい。2021/04/12

ねなにょ

30
今まで自分の一部だった抜けた乳歯をゴミ箱に捨てるのは気が引ける、と庭に埋めたところから始まる壮大な食物連鎖。これはカルシウムの旅がわかりやすいし、イラストも色もポップでいい感じ♬2021/11/26

ケ・セラ・セラ

29
虫歯予防や歯の大切さを伝える絵本は多いけれど、こちらは歯からカルシウムへと話がすすむ。そうだ、歯も骨も土に戻るんだった。つまりこれはカルシウムの話。土に戻り植物の生育を助け、植物を食べた動物たちへ、それがまた土になり、あるいは海の動植物へ。そしてまた人間の食べ物へ。回り回ってカルシウム大活躍。生きていくうえで必要不可欠なカルシウム。あらゆる物質の循環で地球は成り立っている。絵もはっきり見やすく、5、6歳児からでもわかりやすい科学絵本。とても面白かった!2021/04/28

喪中の雨巫女。

17
《本屋》歯が、土で分解されるとは、知らなかった。テレビで白骨遺体で見つかる話を見るから、歯もそのままだと思ってました。2021/02/18

まるす

14
カルシウムを軸にした自然界を廻る話。生物に取り込まれたカルシウムは死ぬと分解され土や水に混ざる。そしてまた別の生物の一部になる。歯や骨といった固いものだけでなく、植物の葉や海藻のような柔らかいものを形成する一部にもなる点が興味深かった。 2025/07/19

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