集英社オレンジ文庫<br> 月夜の探しもの

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集英社オレンジ文庫
月夜の探しもの

  • 著者名:樹島千草【著】/倉秦【イラスト】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 集英社(2024/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086805490

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内容説明

高校に進学した冴島亘は、三年前、父が病で亡くなってしまってから不眠に悩まされていた。その症状が出るのは、母が夜勤で不在の夜だけ。そんな中、幼い頃に父が読んでくれた絵本に、よく眠れる「魔法の呪文」があったことを思い出した。それで不眠が治るわけでもないと知りつつも、その呪文が気になった亘は絵本を探そうとするが、タイトルも著者も分からない。どうしようかと悩んでいると、同級生で問題児と噂のある三枝致留も同じ絵本を探していることを偶然知ってしまう…。絵本と父の思い出をたどる、成長と友情の青春小説!

目次

1 脇役たちの物語
2 チョコレートとペア制度
3 秘密の場所
4 魔法の呪文
5 ひとすじの希望の光
6 親の背中
7 月夜のお茶会
8 解き明かされた遠い青春
9 それぞれの想い
10 宝箱の中には

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

30
三年前、父が病で亡くなってしまってから不眠に悩まされていた高校生の冴島亘。幼い頃父が読んでくれた絵本に、よく眠れる魔法の呪文があったことを思い出す青春小説。不眠の症状が出るのは母が夜勤で不在の夜だけ。不眠が治るわけでもないと知りつつも作者もタイトルも分からないまま絵本を探そうとして途方に暮れる亘が、偶然同じ絵本を探している同級生で問題児と噂のある三枝致留と出会う展開で、意外な形で繋がっていた親世代同士の関係があって、気にかかっていたものも見つけられて、何より思いを共有して気軽に話せる存在が効いてましたね。2024/03/18

栗山いなり

4
不眠に悩まされている男子高校生の成長と過去の記憶の探索を描いた青春小説。何というか今風の青春物語だったかなと思った。けどそれが本作の味になってたかなと思ってる。それと終盤のシーンは普通に良いシーンだった2024/04/21

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