内容説明
核不拡散と核軍縮の主要問題を,国際法の側面から解説。関連の制度や事例を包括的に,その背景も含めて詳細に説明する。歴史を丹念に振り返りながら,今後の核不拡散と核軍縮のあり方を構想。軍縮論に関する第一人者の手による,待望の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BLACK無糖好き
17
核不拡散と核軍縮に関する諸問題を国際法の観点を中心に解説している。核不拡散条約(NPT)と核兵器禁止条約(TPNW)における関係各国の思惑、価値観の対立をも孕んだ構図が改めて垣間見えた。包括的核実験禁止条約(CTBT)の未発効と、条約法条約第18条の関係についての解説も大変参考になった。◆日本は世界で唯一の戦争被爆国でありながら米国の核の傘にある。ある意味極めて特殊な立場にある。核に関する国際条約のひとつひとつに、日本人としてどのように向き合うべきなのか、途轍もなく重いテーマである。2025/03/29
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