死の神話学

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死の神話学

  • ISBN:9784794974150

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内容説明

いつから人は死すべき存在となったのか。そして、死んだらどこへと向かうのか。
神話における<死の意味>とは。
日本における神話研究の最前線を斬新な観点から平易に伝える
<シリーズ神話叢書>、待望の第三弾!

本論集においては従来、神話研究において中心だった「死の起源神話」という
問題だけでなく、「死」を広いテーマとしてとらえ、死の神話・死の象徴に関
わる多様な表象を分析していく。通常あまり触れることのない地域の神話・伝
承を仔細にわたり取り上げつつ、現代に関係する事象とも向き合うことで、わ
れわれが持つ「死の観念」「死のルーツ」を明らかにする。

【目次】
1:山本 孟◎『テリピヌ神話』にみるヒッタイト時代アナトリアの「死」の世界
2:田澤恵子◎古代エジプトにおける死後の復活再生と神々の協働
3:岩嵜大悟◎聖書は死の起源についての神話を語るのか?
4:斧原孝守◎雲南少数民族の死の起源神話
5:石川 巌◎最初の死――古代チベット土着宗教儀礼説話に見る死の起源
6:大木 舞◎不死なる神ヴィシュヌの化身神話
7:二宮文子◎中世南アジアのスーフィズムにおける「死」と「死者」
8:黒田賢治◎生と死のはざまを「生きる」――現代イランの「殉教者の奇跡」
9:内海敦子◎インドネシア――死と天界と生まれ変わり
10:窪田幸子◎アボリジニの死の概念と神話
11:松村一男◎死すべき人間と不死の神々
12:植 朗子◎『ドイツ伝説集』「死の伝説」「生の伝説」をめぐる〈神話的な死〉
13:岩崎 賢◎メソアメリカの《死と生の旅》の神話
14:木村武史◎北米先住民宗教における死の神話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

w-kd

2
タイトルだけ見て図書館で予約した。とんでもねーもんを借りてしまった。とりあえずエジプトとインドを読んでみた。各地に残る神話の類似性と相違点なんかもめっちゃ気になる。この辺も真面目に読み込んだら面白いんやろうなぁ。2024/08/31

かすが

1
個人的に一番私の人生に横たわっている問題である聖書系の話を集中して読みました。岩嵜大悟「聖書は死の起源についての神話を語るのか?――ヘブライ語聖書「原初史」を中心にして」が大変ためになりました。『創世記って「死」がどうやってできたかって言及してなくない?』と前から思っていたので、そこも一歩前進。血肉にするためにウェブコラムにもしてみました→https://itukami.lampmate.jp/die-genesis-origin2025/02/14

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