神社は警告する─古代から伝わる津波のメッセージ

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神社は警告する─古代から伝わる津波のメッセージ

  • 著者名:高世仁【著】/吉田和史【著】/熊谷航【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2024/03発売)
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  • ISBN:9784062177184

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内容説明

東日本大震災の津波の被害状況を調査したとき、不思議なことに気づかされます。
 津波が到達した「浸水線」をたどっていくと、なぜか神社が現れるのです。一度や二度ではありません。神社のすぐ前まで波がひたひたと押し寄せた、そういう場所がやたらに多い。また、撮影された津波の映像も神社の境内からのものが少なくない。いったいこれは偶然なのでしょうか……。
 たとえば福島県の沿岸部、新地町から相馬市、南相馬市までの神社84社をすべて訪れ、地図に落としてみると、多くの神社がきれいに浸水線の上に並ぶではありませんか。高すぎもせず、また津波に呑みこまれることもないギリギリの場所に、まるで津波を止めたかのように神社は建っていたのです。むろん被災した神社もあります。しかし、そこを訪れると、瓦礫のなかに石碑が残っており、神社が近世に移転してきたという来歴が記されていました。
 われわれの先祖たちは、古来、地震、津波、台風など自然災害と向き合って生きてきました。そして、その教訓を、神社、地名などさまざまな形で伝えようとしてくれた。本書ではそうした数々の時を超えたメッセージに耳を傾け、明日への指針をさぐります。

目次

第一章
神社の手前で津波が止まった?
第二章
歴史津波の痕跡をたどる
第三章
神社に残る津波の“記憶”
第四章
傾聴すべき災害のメッセージ
第五章
警告は無視された

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