3分間ノンストップショートストーリー ラストで君は「まさか！」と言う 溺れるほどの涙

著者名：PHP研究所

PHP研究所（2024/03発売）

• ISBN：9784569881591

内容説明

涙はあなたの素直な想いを映す、鏡のようなものかもしれません。心の奥底にある気持ちを探す旅に出かけてはいかがでしょう？　人気シリーズ第32弾！　感動、悲しみ、うれしさ、せつなさ……様々な涙をぎゅっと閉じ込めた18の物語。　【本書の特徴】●3分間ショートストーリー×18話！　朝読にもぴったり！　●必ず手紙を届けてくれると噂の黒猫を探す女の子が手紙を届けたい相手とは……？　『黒猫ラブレター』、自分自身を犠牲にし、殺処分を待つ子犬を助けてくれた老犬はその後……？　『ぼくの居場所』など、恋愛からファンタジーまでジャンル問わず「泣けるお話」をたっぷり収録！　●ラストには「まさか！」のエンディングをお約束！　【目次】プロローグ／黒猫ラブレター／ぼくの居場所／「おはよう」同盟／未来の約束／光の中で／じいちゃんの車／蝶々結び／いじっぱり／「不」の烙印／嘘も方便／宵待ちカフェ／あの空で待ってて／水の乙女／運命のニュース／スペシャリスト／花占い／夏の少女と打ち上げ花火／放課後の幽霊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[白雪ちょこ]

シリーズ最新作。 今回はなんと、募集した中からの4選が描かれている、などといった新しい思考にもなっていた。 犬の視点で描かれているのは、かなりずるい。 そして「運命のニュース」に至っては、読者からの募集作品だったが、かなり面白く恐怖的な感じで面白かった。 そして、珍しくBLの物語も描かれていたところが、個人的には良かった(腐女子なので)。 最後の話も、ほっこりと温かく、切なくなるようないい話だった。

2024/12/16

[haru]

本を読まない人に何かすすめられる簡単な本がないかな、と読んでみた。（上からですいません） 良くも悪くもむっちゃ読みやすいけど、「溺れるほどの涙」って書いてあるのに、一滴も涙は出なかった。 『嘘も方便』、みたいな話好きです。超短編の醍醐味。

2025/01/31