フラッシュ：ライトニング・ストライクス・トゥワイス

著者名：ジョシュア・ウィリアムソン【著】/カルミネ・ディ・ジャンドメニコ【画】/イバン・プラセンシア【彩色】/中沢俊介【訳】

小学館集英社プロダクション（2024/03発売）

• ISBN：9784796877176

内容説明

世界を創り上げた最速の男――
スピードスターに忍び寄る影とは？

とてつもない力の源スピードフォースについて知るにつれ、想像もつかないほどの過去が自分にはあるとフラッシュは気が付く。

彼は”フラッシュポイント”を生み、歴史を変えて、新しく”ニュー52”の世界を作り出したのだ。

そして、その世界は謎の存在によって監視されていた。

ある日スピードフォースがセントラルシティ全域に解き放たれ、警官を、犯罪者を、そして一般市民を貫いた。

素晴らしい能力を正しく使うように、フラッシュは新世代のスピードスターたちを導かなくてはならない。

正義の集団としての”スピードフォース”の一員になって、彼とともに犯罪と戦う同氏も生まれたが、一方、神にも等しい力を邪悪な目的に使おうとする者もいた。

そしてフラッシュは、自分の速度をもってしてもとらえきれない悪の存在を知ることになる……。

●収録作品●
『THE FLASH REBIRTH』#1
『THE FLASH』#1-8
(c) & TM DC.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サケ太]

話が飛びすぎているのはTHE NEW 52からリバースに変わったので、仕方が無い。邦訳されている分では、きちんとストーリーを追えないのは辛い感じもする。しかし、やはり面白い。急激に増えたスピードフォース能力者たち。忙し過ぎるヒーロー、フラッシュの立場も変わる。ヒーローとしての在り方や生き方が問われる。新たなる仲間と火種。定期的に刊行されて欲しいが、難しいかなー。

2018/06/22

[tt23836148]

ドラマFLASHが良かったので手を出してみた本作。フラッシュ特有の明るい雰囲気でスピードスターたちの活躍が拝めて良かった。

2024/05/08

[fap]

いつの間にか父親の冤罪が晴れていた。 他のストーリーから介入してきたキャラや、ここから枝分かれしたキャラが入り乱れて 縦と横と上と下に世界が広がる。 単純明快な明るいみんなのヒーローは存在せず、正義と利用に悩む人間が主人公である。 一冊で完結するストーリーは久しぶりだ。 「奴のスピードを超えるんだ！」

2018/03/04

[蕃茄（バンカ）]

「ホームタウンに新スーパーヒーローが出現！うまくやっていけるかと思いきや…」っとバットマン：アイ・アム・ゴッサムとネタが被り気味な気がするがあえてのことなのか。冒頭でフラッシュとバットマンが「ボタン」について相談しあってるし何かしらの伏線だったら熱いなとちょっと妄想してしまいました

2018/02/02

[四無]

「リバース」後のフラッシュの通常連載シリーズ第一巻邦訳。主軸のストーリーには関係しないけど先に『DCユニバース：リバース』を読んでおくのを推奨。その前の連載の邦訳は読んでいなくても問題なし。バリーが本当にいい人だし、今回の敵ゴッドスピードとの噛み合わなさはベタながら切ない。解説で二人のウォリーがⅠⅡと表記されているけどこれが公式な呼び分けなのかな。『ボタン』の前振りとしてだけ出したのではなく、ちゃんとその後まで刊行が続いてくれると良いのだけど。

2018/01/28