十字路

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十字路

  • 著者名:五十嵐貴久【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 双葉社(2024/03発売)
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  • ISBN:9784575247282

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内容説明

ある雨の日、男性教師が何者かに刺殺された。捜査本部が設置されるが、目撃者もなく捜査は難航する。事件から1年が過ぎた頃、捜査に新たに星野警部が加わる。難解だった『贖い』事件を解決に導いた星野の手腕は警察内でも知られていたが、その一風変わった捜査方法に疑問をもつ捜査員も多くいた。星野はその『贖い』事件で知り合った坪川と組んで捜査を開始。そして、第二の殺人事件が発生した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

152
久しぶりの星野警部シリーズ最新刊!くう、こんな真相はキツイ。どんよりモヤモヤ・・そして、いや~な雰囲気が私を包みだし、あってはならない残酷な終章へ突入する。バディを組んだ坪川が納得できなくても、私は了承するのだ。恭介には申し訳ないけれど流夏よ、どうぞ安らかにと心から祈りたい。2024/04/15

モルク

129
雨の日に私立小学校教師が自宅を目前にして刺殺された。評判もよく、うらみもかいそうにない彼がなぜに…。目撃者もおらず防犯カメラの設置もほとんどない…進展しない捜査にあの変人星野刑事が加わる。美術の才能に溢れた被害者の娘、ほとんど接点が見当たらない人と付き合わないイケメン大学生の話も挿入され、そして第2の事件が起こる。犯人のめぼしはつくが、どのような展開を見せるのか、謎解きは急に進む。美術の天才同志がお互いの絵画からその境遇を理解する何てことあるのかは疑問。だが、最後にたどり着く真相は胸くそ悪い。2024/07/31

タックン

115
2人の男の殺人事件とその子供の少年・少女。そこに小中高の私立一貫校。始めは伏線がいっぱい散りばめられ過ぎて読みにくかったがなぜか気になって読み進めた。 そしたら一気に展開が変わり、最後の真相が・・・ 途中から薄々気づいてはいtが、それにしても胸糞悪い真相に眩暈を覚える。それでいて最後ではなくこれから始まるような気がした。 星野警部3作目なんだね、その強烈なキャラに引きつけられた。2024/10/15

103
通り魔事件かと思いきや狙われた犯行だった。しっかりとした警察小説で、読み応えありました。2024/07/28

Karl Heintz Schneider

87
静かの住宅街の中にある十字路で元銀行員の男が何者かに刺殺された。当初は強盗殺人の線で捜査が進められたが途中から参加した星野警部によって急展開。序盤はやや退屈ながら後半から尻上がりに面白くなってくるのは五十嵐さんの小説の特徴。「贖い」にも登場した星野警部。ひょうひょうとした風貌ながら観察眼は鋭い。「いない男を探すほどヒマではありません。」かっこいい!真偽を見抜く目がすごい。ラストの描き方は賛否両論あるかもしれない。これでいいんだろうか。「十字路」というタイトルはどうだろう。私なら「再生」にすると思う。2024/05/20

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