十字路

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十字路

  • 著者名:五十嵐貴久【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 双葉社(2024/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575247282

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内容説明

ある雨の日、男性教師が何者かに刺殺された。捜査本部が設置されるが、目撃者もなく捜査は難航する。事件から1年が過ぎた頃、捜査に新たに星野警部が加わる。難解だった『贖い』事件を解決に導いた星野の手腕は警察内でも知られていたが、その一風変わった捜査方法に疑問をもつ捜査員も多くいた。星野はその『贖い』事件で知り合った坪川と組んで捜査を開始。そして、第二の殺人事件が発生した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

139
久しぶりの星野警部シリーズ最新刊!くう、こんな真相はキツイ。どんよりモヤモヤ・・そして、いや~な雰囲気が私を包みだし、あってはならない残酷な終章へ突入する。バディを組んだ坪川が納得できなくても、私は了承するのだ。恭介には申し訳ないけれど流夏よ、どうぞ安らかにと心から祈りたい。2024/04/15

ごみごみ

58
五十嵐さんはホラーのイメージが強いが、こういう硬派な警察小説も面白い!シリーズものだと知らずに、初めましての星野警部。他の2冊は未読だが、この作品だけでも十分楽しめる。怪しい人物は示唆されているものの、2つの事件の繋がりと動機が全く分からないまま、終盤へ。暴かれた真相は意外な、そしてなんとも酷いものだった。人の人生をめちゃくちゃにし、心を殺した鬼畜。ラストの星野警部の言葉に激しく共感を覚えた。どんな手を使っても、何年かかっても、終わらせて欲しい。2024/04/04

kei302

50
「小学校」の「男性教諭」が自宅近くの十字路で殺された。やっぱりな、そんなことだろうと思ったよ。事件の裏は予想できた。思っていた以上に胸が悪くなるような奴らが次々と出てきます。星野捜査員に全員を炙り出してほしい。一気読み、怒りで頭がクラクラしてる。2024/04/24

よつば🍀

46
『誘拐』『贖い』に続く星野警部シリーズ第三弾。激しい雨が降る夜、帰宅途中の男性教師・織川が刺殺され死亡。事件未解決のまま一年が経過し、今度はトリカブトの毒入りチョコレートで、バー経営の椎野が殺される。二つの事件は一見なんの関係もなさそうだが、唯一の共通点として其々の娘と息子が天才的な絵の才能の持ち主である事が判明する。この時点で犯人予想は付くが、動機は一向に見えて来ない。織川の義娘・詩音と椎野の息子・流夏。二人が味わって来た苦痛と絶望を知ると鬼畜とも思える被害者へ同情の余地はない。結末はあまりにも哀しい。2024/04/22

fuku3

33
2024.3.31読了。星野警部シリーズは面白い!久しぶりの第3弾。"贖い"ほどの重厚感はないが星野警部のアクの強い捜査手法は圧巻!周りからは変人使い!上司と揉め三係を出され四係の強盗傷害致死事件に回された!激し雨の中、自宅まで数メートルの十字路で襲われ財布を盗られた小学校教師の織川!すぐ後ろから来た義娘詩音(高一)の証言で直ぐに配備をしたが犯人は捕まらず、捜査は暗礁に乗り上げた!それから数ヶ月後に関係者が毒入りチョコレートで毒殺された…。大体犯人は分かっていたが動機が分からない⁉︎why done it2024/03/31

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