内容説明
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映画、アニメ、漫画などで多く登場する「陰陽師」。平安時代に人智を超えた霊的な力を持っていたという安倍晴明が活躍したエピソードが知られている。しかし、陰陽師は古代から明治時代まで実在し、日本人の習慣や風俗、精神性にまで影響を与えてきたのだ。本書では、陰陽師の歴史とともに、知られざる彼らの活躍を追う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
48
時の権力者は、陰陽師の闇の力にすがってきた。 星を読み、邪を祓う力に。2024/05/03
M.O.
13
陰陽道の歴史や各時代の中でどうとらえられていたのかが分かり面白い。陰陽道には天文、暦、漏刻(時間)の分野があり占術はごく一部でしかなかった。中国の陰陽道は天文分野に力を入れていたようだが、安倍晴明は占術で名を成していったのでその辺りが中国と異なるようだ。 明治時代に天社禁止令で廃止されてしまったので組織も体系的でなくなってしまい残念でもある。2025/10/19
☆ひとこぶラクダちゃん☆
5
安倍晴明については、夢枕獏さんの陰陽師に書かれているお話が多く、特に目新しい物はありませんでした。2024/08/15
カイ(えり)
3
著書本だと思って買ったら監修でした。 現代までの歴史本。2024/12/18
たけとり
3
図書館本。加門七海さんが監修だったので。紙面デザインも読みやすく、初心者向けにわかりやすく解説されている。タイトル通り、陰陽師が日本史の中でどういう役割を果たしてきたか、どういう歴史を辿ってきたか解説されているものの、半分は安倍晴明関係なので、大河「光る君へ」の副読本としても良い感じだと思う。2024/05/04
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