宝島社文庫<br> 衝撃の1行で始まる3分間ミステリー

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宝島社文庫
衝撃の1行で始まる3分間ミステリー

  • ISBN:9784299053695

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内容説明

『このミステリーがすごい!』大賞
出身作家36名が競演!

3分で楽しめるショート・ミステリー集

私は五年後のあなたです
同期の男全員と寝てみたんだけど
犯人に復讐したい

意外な・とんでもない・魅力的な冒頭1行

(あらすじ)
“「同期の男全員と寝てみたんだけど」”そう切り出した幼馴染の真意は?(新川帆立「深夜のファミレス同期会」)“私が家に帰ると、夫が私と不倫していた。”私がもうひとりいることを利用した殺人計画の 末とは?(猫森夏希「私たちの殺意」)その他、密室内でアイスクリームに埋もれた死体の謎や、自分の進路を導いてくれる未来からの不可解な手紙の正体など、ショート・ミステリー全36編収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごみごみ

53
タイトル通り『衝撃の1行で始まる』ミステリーばかり36話も収められている。「このミス」大賞作家陣によるショート・アンソロジー。つかみはOK!!どれも3分ほどで読み終わる数ページだが、インパクトある出だし1行からの展開、まさかのオチが面白い。他の作品も読んでみたいと思える、初読みの作家さんも多数。対となる『驚愕の1行で終わる』ミステリーも続けて読んでみようっと。2024/04/17

坂城 弥生

44
タイトル通り衝撃的な1文から始まるけど、ラストの1文も衝撃的な作品が多かった。2025/02/07

ひさか

39
2024年4月宝島文庫刊。第15〜22回のこのミス大賞作家36名の書き下ろし。シリーズ1作目。隠し玉というのも賞だったというのは知らんかったです。怒涛のような36作に圧倒されます。書き出しというのは難しいもの。内容はなかなかの粒揃いですが、書き出しに思うところのある作品はなかったです。同時刊行の終わりの1行のシリーズ2作目が楽しみ(と思って2作目読みましたがこちらの方が良作多し)。2024/06/30

sayuri

36
『このミステリーがすごい!』大賞出身作家36名による超ショート・ストーリー集。タイトル通り、全話衝撃の1行から始まる。1話当たり5~6頁なので本当に3分程度で読める。最初は軽快に読み進めていたがミステリーというジャンル故、当然と言えば当然なのだが、殺人に次ぐ殺人で徐々に気分が滅入っていった。これは一気に読むと胸やけするので隙間時間に少しずつ読んだ方が良い。印象に残ったのは「五年後からの手紙/志駕晃」「返礼品/おぎぬまX」「人を呪わば/平居紀一」「見守りカメラ/本江ユキ」「大好きなお兄ちゃんへ/貴戸湊太」 2024/06/20

だるま

17
『このミス大賞』作家に寄るショート・ミステリー集。お馴染みのシリーズだが、今回は良くある「驚きのラスト」では無く、「衝撃の1行で始まる」のが新しい。冒頭の1行で「ぎゃっ」と驚かせ、納得のいくオチになっているショートショート、ってハードル高くないか?😅 当然だけど、傑作凡作珍作と様々だった。中の一人の作家さんの「朝目覚めると、妻がジャガイモになっていた」なんて、どういう気持ちで読めば良いのか?😄 何かと話題の小西マサテルさんと、『密室黄金時代』の鴨崎暖炉さんの2作品が面白かった。ギャグ風にしたのが正解。2024/05/18

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