内容説明
精神疾患を抱えながら医療につながることなく過ごしている人や家族は数多い。そんな人々を多職種のチームが住まいに出かけて地域生活を支援する「精神科アウトリーチ」について解説。欧米諸国のように、「精神科アウトリーチ」を中心にしたわが国の精神医療を構築するには? 診察室に座しているだけでは救うことのできない人々を、医療や福祉に結びつけるための架け橋となる情報が満載の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
jackbdc
6
アウトリーチが市民権を得つつある。窓口形式の行き詰まり感を払拭する意味で期待はあったが実際にはチャレンジングである。特に評価が難しい。成果が可視化しずらいので、先ずプロセス評価に留まらざるを得ない。統合失調症で引籠っている中年男性が就労したかでアウトカム評価は無理、例えば訪問回数、話をしてくれるようになった、福祉に繋がった等の段階的な評価をしないと成果を計測できない。欧米では短期→中間→最終の3階層評価が当たり前だと知る。ここで気付いたのは従来の窓口形態でも同様に丁寧に評価する必要があるということ。2026/04/04
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