内容説明
ムツゴロウさん一周忌。動物との交流もギャンブルも命がけ。「勝負師」としての横顔に迫るエッセイ。〈巻末エッセイ〉末井昭
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
25
中公文庫やってくれます、三月の新刊。私も中学で麻雀を覚え、当時でたばかりの麻雀雑誌『雀研』を購読してました。そして、畑正憲さんも流行作家で、心温まる動物の営みのエッセイ、そしてこの本の様な麻雀に関する闘牌伝など、東大一発合格などでメディアの寵児で私もかなりの数の本を読んでました。その内の麻雀に関する雑文だけをまとめた文庫。何より牌譜まで暗記して後日再現出来てた。凄い。第三話が、無職時代の闘牌の片鱗が見えて息を呑む。二話の五味康祐さんの話も、五味さんの本は『麻雀教室』と『オーディオ教室』を読んだだけに響いた2024/03/25
とんかつラバー
17
麻雀は分からないが面白いっ…!不眠不休の雀魔王戦、退職金を一晩でスる…テレビや他書では語れない破天荒ぶり。死生観についても語られていて脚の不自由な犬との邂逅、学生時代に死体を洗ったメチルアルコールを蒸留して飲んだり…凡夫が忌み嫌う「死」にも温かい眼差しを向ける。ギャンブルでなく真剣勝負が好きなのだ。今は一緒に食事をしても会話もせず手元のスマホを見る時代だが、4人で真剣に向き合う所に麻雀の魅力があるのかも。福本伸行先生、コミック化してください!2025/02/21
Tomomi Yazaki
14
思わず手に取ってしまいましたが、ムツゴロウさんの一周忌に合せての発刊なのでしょうか。ムツゴロウさんと言えば動物。でも囲碁も麻雀も、その腕前はプロ級だったという噂もあったとか、なかったとか。そのムツゴロウさんが阿佐田哲也さんを筆頭に、麻雀で語り、麻雀で学び、感情をあらわにし闘い、そして笑う。パイを握るごとに一喜一憂する男たち。麻雀の詳しい内容はよくわかりませんでしたけど、ムツゴロウ先生のまた違った一面を垣間見ることが出来ました。2024/04/09
Ex libris 毒餃子
11
死体から精製したエチルアルコールを飲むし、東大卒なのに山谷で働くし、麻雀でバカ勝ちして生活費を稼いだりして、根っからのヤバい人、ムツゴロウさん。2024/05/11
misui
6
昭和の雀士のエピソードはもはや神話のようなもの。ツキに対してもそれから動物に対しても姿勢が通じているというか、勝負や生死を超えたなにか大きなものを相手取る話が面白くないわけがない。2024/04/16
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