内容説明
著者にとって「自分の仕事の中で一番好きな漫画だった」という代表作。時は戦国の世、狼と行者に育てられ、立派な人間になるべく修行をする少年ワタルと、記憶をなくした少女・鏡子の物語。鏡子の家を探す旅の途中、護法童子、白比丘尼、外道丸……などによるさまざまな妖しい事件に出会う。そして、二人は……。完結版、待望の文庫化! 解説=南伸坊 推薦文=高橋留美子
目次
第一話○魂移し
第二話○花の顔
第三話○風の護法
第四話○上﨟
第五話○骨笛
第六話○水の底の紅
第七話○白比丘尼
第八話○外道丸
第九話○眠り木
第十話○龍宮童子
第十一話○宇賀の御玉
第十二話○空ゆく雲
第十三話○夢幻
文庫版あとがき
推薦文 高橋留美子
解説 南伸坊