中公文庫<br> あの日の交換日記

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中公文庫
あの日の交換日記

  • 著者名:辻堂ゆめ【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 中央公論新社(2024/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122074965

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内容説明

「辻堂ミステリの最高傑作であり真骨頂。
本書で秘密を解くのは探偵ではない。読者である」


先生、聞いて。私は人殺しになります。お願いだから、じゃましないでね?(「教師と児童」)
わたしだって本当の気持ちを書くからね。ずっと前から、ムカついてた。(「姉と妹」)

嘘、殺人予告、そしてとある告白……。
大切な人のために綴られた七冊の交換日記。そこに秘められた、驚きの真実と感動とは?
――この緻密な仕掛けを、是非読み解いてください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

545
女子ならやってたよね、交換日記(笑)思い浮かぶだけでもわたくしメ、3回くらい経験ある。そんなホンワカした思い出とこのタイトル、まさか全編がミステリで覆われているとは。中には少々強引な設定あってイラッとさせられたこともあったけれど、ラストは上手く(風呂敷が)たたまれる。なるほど、そう来たか〜。「交換日記」という軸だけを真ん中に、これだけの人とその人の人生を少しずつ絡ませているのがなによりみごとだった。2025/08/26

ma-bo

111
病気で学校に通えない生徒と病室を訪れ特別授業を行う先生。そんな二人の交換日記から物語は始まる。そして教師と児童、姉と妹、母と息子、加害者と被害者、上司と部下、夫と妻。交換日記が織りなす7篇の短編。独立した話が、それぞれに繋がりがあることが読み進めていくと分かる。様々な交換日記に隠された秘密が解かれていく楽しみと、秘密の内容が読者を騙す謎だけに留まらずストーリーと融合し温かな人間ドラマに昇華された良作でした。2025/07/19

Karl Heintz Schneider

62
交換日記をめぐる7つの物語。LINE、メール全盛のご時世に交換日記?でも、だからこそ肉筆で書かれた日記が人々の心を打つ。第二話「教師と児童」が印象に残った。「先生聞いて、私は人殺しになります。」そんな生徒からの交換日記を受けて教師は何もしようとしない、なぜ?驚愕の真実に鳥肌が立った。教師はそれをわかっていたのか、それとも・・・デジタルではなく、人の手によって書かれた文字は人の心に響く。改めて、そのことを思い出した。2024/05/31

セシルの夕陽@喪中です

61
ただの連作短篇集ではなかった。でも、そうかなぁ? 帯や解説で強調されているミステリのジャンルに入れなくてもよいんでは⁈ 心温まるエピソードと仕掛けが詰まった物語♡ 交換日記は小学生の頃、数人グループでやってた。ワクワク感とちょっと背徳感…内緒話が多かった記憶。本書の7話は、1対1の交換日記で綴られている。登場人物たちは心の内を伝える手段を、手書きにすることで、自分自身が整っていく。ステキな先生のアクアマリンのネックレス、私も探したい✨2024/07/30

moonlight

41
往復書簡で綴られた小説はいくつか読んだことがあるが、この作品はひと捻りあり、2人×7組で交わされた交換日記を読みながら最後にまた一つの物語が浮かび上がる、そんな構成だった。ちょこっとツッコミ所はあるものの読みやすい上に読み応えもあり、心も温まり満足して読了。あとがきに紹介されている他の作品も読んでみたい。2025/11/16

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