内容説明
脳の基本「快楽主義」に忠実に生きて、仕事して、遊び、思索する―茂木健一郎の能力アップの秘密が全部わかる本!プレッシャー(ストレス)をプレジャー(よろこび)に変える164の脳内エンターテインメント一挙公開。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mishima
31
「クオリア日記」という茂木健一郎氏のブログを本にまとめたものである。縦横無尽に広がるトピックの多様性と目の付け所の面白さに彼の持ち味が存分に発揮された文章。脳科学者という肩書きはあれど、到底そこに収まっているひとではない。興味が尽きることなく毎日発見があり、探究心と冒険心を忘れず、時には子供の頃のような真っ白な自分の視点に帰ろうという。「面白がる」ことを失わない、いわば、若いままの人。"猛勉強する「職人」でいれば、世界がだれのものであってもかまわない"あなたがいうから、真実味があるのだね。2016/04/24
パフちゃん@かのん変更
25
「クオリア日記」という著者のブログをまとめた本。クオリアとは、自分がどう感じるかというフィーリングのことらしい。副題に「楽しめばすべてがうまく行く」と書かれている。イヤなこと醜いことはさっさと忘れてしまうことにしているとのこと、見習いたい。ゲームをやることとIQの間には正の相関がある。脳の快楽の文化が人間を作っている。「歩く」というのは重要な思考機会だから、気持ち良い理想の散歩道は一種の血のインフラである。などなど・・2023/03/28
みのにゃー
4
氏のブログをまとめた本。つまり日記。かつ不特定多数を対象とした読み物でもある。氏の脳の中は私には難解すぎる。わからない単語も多い。中には共感できる話もあり、全くの無駄にはならなかったと思う。2018/06/23
ぺぺらって
3
ブログをまとめた本らしいので、内容は色々。「脳がヨロコブ生き方」について書いているんじゃなくて、茂木さん自身の「脳がヨロコブ」状態について日々ブログ内で書き散らした内容という感じ。さらさらと読んでいて、記憶に残らないだろうなと思っていたら、アインシュタインの話をしてたりしてた。どっかで残る、彼の考え。 きっと自分の意見が書かれているからかなぁ。「嫌い」方面のはっきりした態度にびっくりした!! 2011/11/01
たまご
1
不思議な角度から日常を観察していて、ひらめきや発見にあふれている本でした。脳のいろんなところを刺激される、茂木さん式の「知的日記」。2011/09/20