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内容説明
「この本はお弁当の名著だと自負しています。安全でおいしいお弁当を作ってくださいね」（小林カツ代）。冷めても美味しいレシピが満載。お弁当づくりの基本とコツ、カツ代さんの想いが、ぎゅっと詰まっています。著者の弟子で、現在、テレビや雑誌などで家庭料理家として活躍中の本田明子さんが監修。小説家・原田ひ香さんも愛読の「読むレシピ本」、ここに復活！（本田明子さんによるおまけのレシピ付き、イラスト多数）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
508
なんたって表紙がいい。昭和の料理研究家を代表する著者。イマドキの研究家が美魔女風でこぎれいなのに比べ、いかにも「肝っ玉母さん」風のルックスもいい。我が家にもレシピ集こそないが、昭和の女性雑誌の切り抜きでカツ代さんのレシピお気に入りがいくつもある。「冷めても美味しいお弁当」の極意がここにある。豚肉の梅酒煮（うちには梅酒はないがワインで代用できるらしい）はぜひ真似してみよう。2023/01/28
mayu
52
原田ひ香さんの、『古本食堂』の一章に出てくるこちらの本。と、言っても1984年に刊行されたものを底本とし、本田明子氏監修の下、加筆、訂正されたもの。帯にもあるが『レシピは、星の数ほどある。コツと理由を覚えれば、すべてのレシピに使えるから応用も利くし、レパートリーは増え、美味しいが増えるのは楽しい』料理を始めた頃は、読むレシピは不安だった。写真がないレシピ本は買わなかった。誰が食べても美味しいお弁当。映えではなく美味しさを伝えるのが愛情の表し方である。今なら読むレシピを楽しめる。カツ代さんのレシピ作ろう2022/06/02
涼
49
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-b9484d.html お弁当を作ることはこれからも無いでしょうが、【古本食道】で触れられていたので読んでみました。2024/02/12
あつひめ
35
表紙を見て懐かしいなぁと子供のころ作ってもらったお弁当を思い出した。エッセイかな？と思っていたが、お弁当を作る時の指南書だった。あー、こうすればよかったのかとうなずきながら読み進める。お弁当というと最近は若い人や子供向けのものが多い中高齢者でも喜びようなものもたくさん登場する。お弁当用と考えなくても朝でも夜でも歓迎されそうなものもある。頑張りすぎず細く長く、ひと手間が今後の手間を省くこともあると教えてくれる。食事つくりは笑顔で作らないと。怒った顔で作ると味がトゲトゲになってしまうね。気を付けよう。2023/01/31
YOUCO19
7
原田ひ香著「古本食堂」を読んで復刻版が出てると知り、読んでみた。ガ～っと、とか、サッと、とかカツ代節が満載。細かいレシピではないけどだからこそ簡単に作れそう。40年前でも古くないし作る意欲が湧くのはさすが。そしてキャラ弁てどうよ、と常日頃感じていた私の感覚はあながち間違いではなかったと思えたのが嬉しかった。バランやアルミカップは使わない派ですから。2022/08/17
