内容説明
たいくつな授業や会議の時間はとっても長いのに、楽しく遊んでいる時間はあっという間に感じたことはありませんか? それは私たちが、いつも同じように進む「時計の時間」とはちがい、伸び縮みしてしまう、「心の時間」を生きているから。「危険なときにスローモーションのようになる」「年をとると時間が早くすぎるようになる」といった現象も解き明かし、時間の謎にせまります。そして、なぜ人間にとって時間が大切なものになったのか、を考えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
23
同じ時間でも、どうして感じる長さが違うのか、解りやすく解説されています、環境の違い、気持ちの違い、いろんな要素があるけれど、退屈な時間を作らないこと、楽しくいられることが、時間を素敵なものに変えてくれるのかも知れませんね。 時間の有効活用を考える絵本かも知れません。2024/05/19
遠い日
5
心理学的見地から、人が感じる「時間」の不思議を易しく説く。楽しい時には短く感じ、苦痛や退屈を感じる時には長く感じる時間というもの。それぞれの内に流れる時間感覚と、この世を繋ぐための「時計」の時間。そして、その時間というものを生きてゆくわたしたちについて。2024/05/13
まるす
4
時計で測る時間と感じる時間の違いについて、さまざまな実験結果を紹介している。よくある楽しい時間が早く過ぎるというのは、時間を気にする回数によるのではないかとのこと。空間によっても感じ方が変わるというのが興味深かった。時間は生き方でもあるとのこと。2025/02/09
いまちゃん
4
年をとるとエッ?!って思うほど一年が早い。理由は知ってるけど毎年「今年も何もせず終わった〜。なんで〜」って言ってる気がします。そんな体感時間について書かれた本。そこまで難しい内容ではないけど、字も多いし読むなら小学校中学年くらいかな。2024/04/10
しみよ
3
黙読12分 「時間とは何か?」様々な角度から実験して説明しようとしている。科学ってこういうことか、と体感できる。 しかし、最後はその答えは難しいが「君にとっての時間とは何か?」には「君の生き方そのものだ」と答えられると締めている。なんともカッコいい!科学は人が生きるためにある。そこに答えをストンと落とし込んでいて気持ちがいい。2024/05/08
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