内容説明
動物たちはすごい。たくましい歯をもつライオン、いくつもの胃をもつウシ、毒のある葉を消化できるコアラ……それぞれの食べものを効率よく食べられるように動物は進化してきました。どれも人間にはまねできないことです。ではどうやって人間は食べるのでしょう?そうです。料理をするのです。料理をして、そのままでは食べられないものも、食べられるようにするのです。料理をすることについていっしょに考えてみませんか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
42
動物とヒトを比べつつ、強い牙も進化した胃もない人が調理という技術を使っていかに繁栄して来たか、をわかりやすく説明している本です。森枝さんだから書ける内容だなあ!世界各地の巧みな調理方法を見ながら、これだけ広範囲で繫栄している人という生き物のユニークさに感動しました。最後の「いっしょに食べる」のメッセージが好きです。このテーマで一冊書いてほしいぐらい!2024/08/18
chiaki
34
動物と人間の"食"で決定的に違うのが食材を育てるという行為、買ってくるという行為、そして料理をするという行為。ここでは世界の料理に触れながらさまざまな道具を巧みに操り調理する、人間の食文化の豊かさをうかがい知る。切ったり擦ったり潰したり挽いたり…煮たり焼いたり茹でたり燻したり揚げたり干したり蒸したり…発酵という敢えて腐らせる調理法がとりわけスゴいなぁと今更ながら感激。「いっしょに食べる」ことに触れる最後も良き!『食べもの記』はじめ、森枝さんの写真はエネルギッシュで元気が出ます!2024/11/03
ちえ
32
オランウータン、ライオン、パンダ、コアラそれぞれが食べ物を食べている写真。「○○を食べる体」というところから、多種多様なものを食べられるようにする人間の工夫。料理器具、方法、菌(発酵)。世界あちこちの料理の写真にワクワクする、そして「一緒に食べる」こと。笑顔笑顔の写真が素敵だ😄2024/04/27
魚京童!
24
人間は料理をせざるを得なかった生きものでもある。生で食べられないなんて不便だよね。2026/08/01
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
『人間は料理をする生きものだ』 森枝 卓士 文・写真 タイトルを見た時に「そうだわ、人間だけが料理するんだわ」と強く関心を持った本。食べられないものも工夫して食べられるのは、先人たちの努力によるものですね。2025/12/18




