内容説明
女装家心理カウンセラーが挑む、ルッキズム小説。
読み終えた時、鏡に映る自分の顔が違って見える!
「読み終えた時、鏡に映る自分の顔が違って見える!」
と反響の声、続々!
承認欲求、カースト、婚活難民、美容整形……
なぜ人は「美しさ」から逃れられないのか?
美容室・ナルシスの鏡に置かれているのは、
一見、何の変哲もない鏡。
しかしそれは容姿に絶望した人が覗くと
一瞬で、誰もが振りむく姿になれるという
不思議なチカラを宿した鏡でした。
ただし、その姿はあくまでも仮想現実。
そして、「66日を過ぎてもなお
仮想現実の中で生きることを決めると、
元の世界でのその人物の存在は消える」
といういわくつきの鏡だったのです。
この物語の主人公は、
自身の容姿に絶望した2人の女性。
誘き寄せられるように
美容室・ナルシスの鏡へとやってきました。
果たして彼女たちが選択する未来とは――――。
女装家心理カウンセラーが挑む、ルッキズム小説。
衝撃のラストに、涙する人続出。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
98
誰もが羨む美貌を手に入れた鏡のなかの世界。その世界にとどまるか、もとの世界に戻ってくるか、期限は66日! ルッキズムをテーマにした物語。パラレルトリップという設定がおもしろかったです。人間どこにいっても悩みは尽きない。顔は心のなかも映し出す。読み終えたあと、表紙にぼんやり映る自分の顔をしばし眺めた。2025/02/03
まる子
25
容姿にコンプレックスのある人。ある美容室にある「ナルシスの鏡」を覗くと…。現実の世界では6時間。鏡の中では66日の美しく、これまでとは違う体験をできるという、それはそれは不思議な鏡。そのまま鏡の中で美しい自分のままでいても良い。しかし、66日が過ぎたら現実の世界には戻れません。あなたらどうしますか?料金は30万円。これは高いのか、妥当なのか。そんなコンプレックスを持つ3人の女性の物語。結局は見た目なのか?何が問題なのか?この物語を通して何か考え方を変えられるかも。30万円は前払いになっております。2024/11/24
mincharos
15
「恥部替物語」の人か!!最初の方で岡本真夜さんのこと揶揄していて、大丈夫?って思ったけども。このルッキズムやSNSの時代で写真は加工が当たり前だし、「可愛いか、そうじゃないか」「太ってるか、痩せてるか」に囚われて生きてる若者は多いんだろうな。うちの娘も来年中学生になるから、その渦中で生きていかなきゃいけない。整形も当たり前になりつつあるこの時代。整形に対する考え方も様々で、私はNGよりの考えだなって改めて認識させられた。(そもそも痛いの嫌!)自己啓発チックに感じたな~うちの娘にはいつか読ませてみたい。2026/06/19
えつ
10
ルッキズム小説。作者の方は女装家心理カウンセラー?らしい。読み終えたとき、自分の顔が違って見える、らしいよ?…やっべえ…何にも刺さらず。読みやすかったけど。装丁は好きだった。ちなみに、外見にコンプレックスめちゃくちゃありまくりだけど、そんなんいちいち気にしてたら生きていけないのよ!って振り切ってるタイプなのです…2024/09/27
鹿ノ子
8
自己肯定感を持つためには、やはり他人からの承認も必要ですよね。それがルックスであっても内面であっても自分を好きでいてくれる他人の存在が自信につながるという気がします。作中に登場する心理カウンセラーというお仕事、これからの時代ますます必要になってくるのではないでしょうか。最後に身も蓋もないことを言いますが、「やっぱり美人に生まれたかったー!」2024/09/04




