発達療育の理論と方法論

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発達療育の理論と方法論

  • 著者名:伊澤崇弥
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内容説明

幼児期の子どもさんの、言葉が遅い、コミュニケーションに不安がある、多動で落ち着きがない、友だちとトラブルが多い、幼稚園や保育園などで一斉指示が通らない等の発達の不安について、自閉症などの「障害」からではなく、それまでの「生活経験を分析」し、子どもさんの今の発達の状態とそれまでの生活経験の仕方から不安の原因を明らかにし、それに応じた改善の方法を提示するという、「発達療育」の具体的な理論と方法論を明らかにしたものです。

目次

まえがき
第1章 発達療育の概要
1 発達療育とは
2 発達療育の基本的な考え方
3 発達療育における「全体的な発達」の考え方
4 発達療育において「重要視する発達」の考え方
5 発達療育の対象となる具体的な発達の不安
第2章 発達療育の基盤となる理論、考え方
1 子どもの発達概略表(巻末に掲載)
2 視覚優位(同時処理機能、継次処理機能)
3 感覚過敏(触覚過敏、聴覚過敏)
4 自律性
5 お母さんの安心感
6 お母さんとのかかわりで伸びると考えられる発達
7 言語コミュニケーションの種類
8 人とのかかわり方の発達の過程(集団行動への適応に向けて)
9 3才・4才の発達の重要性
10 認知心理学から見た自閉症の判断基準
11 自閉症の迷信
12 小学校1年生入学までに身につけたい力
第3章 具体的な発達の不安ごとの原因と改善の方法
【言葉、コミュニケーション】
1 2才・3才・4才になっても発語がない
2 2才・3才・4才になっても言葉が遅い
3 オウム返しが多い
4 独り言や宇宙語のようなものを話す
5 ボーっとしていることが多く、自分の世界に入る
6 突然、別の話をし始める
7 聞かれたことや質問に答えられない、話を理解しているのか分からない
【感情のコントロール】
8 かんしゃくが激しい
9 多動、落ち着きがない
10 すぐに手が出る
11 自傷行為がある
【人との関係性】
12 友だちとトラブルになりやすい
13 集団行動のときじっとしていられない
14 人見知りが強い、緊張が強い
15 場面感黙
16 一斉指示が通らない
参考文献
子どもの発達概略表(0歳~6歳)