お寺のどうぶつ図鑑

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お寺のどうぶつ図鑑

  • 著者名:今井浄圓
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 二見書房(2024/04発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576201894

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内容説明

「どうして動物がいるの」
お寺に祀られている動物に隠された秘密とは?
動物がもたらすご利益やその歴史を解説!

お寺の境内やお堂の中にはイヌ、ネコ、ウサギ、ゾウなど様々な動物が鎮座しています。
なかにはムカデ、カニ、クジラ、サバ、クマ、タコ、ハマグリなど意外な動物たちも見られます。
「どうして動物がいるのか?」
不思議に感じる人も多いことでしょう。

仏教は古代インドで誕生して以来、動物にかかわるエピソードがとても多いです。
お釈迦様は成仏をなしとげるまで人間のみならず動物としても無数の生死をくりかえしました。
仏像は動物に乗っていたり、カブトに動物をあしらっているものが多く見られます。
涅槃図や寺社縁起にも数多くの動物が登場します。

本書はお寺に祀られている60種類の動物の由来やご利益、動物を大切に崇めている日本全国約170のお寺を紹介しています。

動物の種類も、動物たちに込められている願いもさまざま。
商売繁盛、開運、招福、金運向上、疫病除け、無病息災、勝負運向上、知恵授け、盗難・火難除け、魔除け、厄災消除、安産・子授け、縁結び、雨乞い、地震除け、病気平癒、交通安全、延命長寿、五穀豊穣……etc.

本書を読めば身近なお寺に意外な動物が祀られていることに驚くはずです!
参詣がより楽しくなる一冊です。

【第壱章 陸の生き物】
ネコ イヌ ネズミ ウシ トラ ウサギ ウマ ヒツジ
サル イノシシ キツネ タヌキ シカ ゾウ 獅子
ムカデ 水牛 リス タマムシ クマ

【第弐章 水辺の生き物】
魚 カメ カエル ヘビ タイ コイ タコ ナマズ
カニ サバ サメ クジラ ハマグリ

【第参章 空の生き物】
クジャク フクロウ ニワトリ ツル ハト カラス
スズメ チョウ ガチョウ ワシ ウグイス オシドリ
 シラサギ キジ

【第肆章 霊的な生き物】
龍 天狗 鬼 カッパ 狛犬 鳳凰 迦楼羅 白澤
獏 迦陵頻伽 麒麟 贔屓 マカラ
仏教は古代インドで誕生して以来、動物にかかわるエピソードがとても多いです。
お釈迦様は成仏をなしとげるまで人間のみならず動物としても無数の生死をくりかえしました。
仏像は動物に乗っていたり、カブトに動物をあしらっているものが多く見られます。
涅槃図や寺社縁起にも数多くの動物が登場します。

本書はお寺に祀られている60種類の動物の由来やご利益、動物を大切に崇めている日本全国約170のお寺を紹介しています。

動物の種類も、動物たちに込められている願いもさまざま。
商売繁盛、開運、招福、金運向上、疫病除け、無病息災、勝負運向上、知恵授け、盗難・火難除け、魔除け、厄災消除、安産・子授け、縁結び、雨乞い、地震除け、病気平癒、交通安全、延命長寿、五穀豊穣……etc.

本書を読めば身近なお寺に意外な動物が祀られていることに驚くはずです!
参詣がより楽しくなる一冊です。

【第壱章 陸の生き物】
ネコ イヌ ネズミ ウシ トラ ウサギ ウマ ヒツジ
サル イノシシ キツネ タヌキ シカ ゾウ 獅子
ムカデ 水牛 リス タマムシ クマ

【第弐章 水辺の生き物】
魚 カメ カエル ヘビ タイ コイ タコ ナマズ
カニ サバ サメ クジラ ハマグリ

【第参章 空の生き物】
クジャク フクロウ ニワトリ ツル ハト カラス
スズメ チョウ ガチョウ ワシ ウグイス オシドリ
 シラサギ キジ

【第肆章 霊的な生き物】
龍 天狗 鬼 カッパ 狛犬 鳳凰 迦楼羅 白澤
獏 迦陵頻伽 麒麟 贔屓 マカラ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アナーキー靴下

82
「どうぶつ」と言っても生きた動物ではなく、像や彫刻等、各地のお寺で祀られている動物を紹介、解説してくれるユニークな本。表紙のセンスそのままの軽いイメージで、動物切り口でカテゴライズしたお寺の観光ガイドブックのようでありながら、由来やまつわるエピソード等は本格的で興味深い。「神社のどうぶつ図鑑」の姉妹編とのことだが、そちらは國學院大學神道文化学部教授監修、本書は種智院大学教授監修と、きっちり専門家を配した質の高いシリーズと見受けられ好印象。法事や観光でしかお寺に行かない私のような人間にはうってつけの良書。2021/08/03

ままこ

66
猫は実は仏教との縁が深い動物らしく1番ページも多かった。年に一度だけ会える秘仏「猫地蔵」10年に一度の節分のときのみ配布される「猫地蔵のお札」欲しい。おおっ!普光寺には珍しい“ネコ瓦”があるんだ。喋れてお経も唱えれる聖徳太子の愛犬「雪丸」キャラクターが可愛い。毘沙門天を祀る寺院ではムカデが刻まれている。長谷寺の夜になると眼が赤く光る「ウサギ観音」雑草を食べる修行を積んだウサギが140頭ほど放し飼いされてるそうだ。霊的な生き物も含めた図解入りの解説で、仏教ならではの動物説話や豆知識を楽しめた。2024/08/10

ネギっ子gen

46
仏教が、古代インドで誕生して以来、動物にかかわるエピソードは割と多い。お釈迦様の前生譚では、人間や動物としても無数の生死を繰り返しています。涅槃図や寺社縁起にも数多くの動物が登場。本書では、お寺に祀られている60種類の動物の由来やご利益、動物を大切に崇めている日本全国約170のお寺が紹介される。動物の種類も動物たちに込められた願いも様々のようで、<寺院の境内は、江戸期の庶民にとっては、現代の動物園のように数多くの動物や想像上の霊獣の由来を知り、物見遊山ともいえる動物ランドのような娯楽の場所であった>と。⇒2022/03/09

よこたん

45
ああ、ゆるゆると愛らしい生きものたちよ。仏様の乗り物になっていたり、お堂のあちこちに彫刻されていたり、石像として佇んでいたり。何でここに?と不思議に思うことはあった。あと、謎の動物。長らく、これ何?と気になっていた亀(というかほほガメラ)が墓石を背負っている的なものが、「重いものを背負うのが好きな龍の第一子の贔屓(ひき)」という霊的な生きものと分かった。スッキリ。手に取った甲斐があった。聖徳太子の愛犬「雪丸」、信貴山朝護孫子寺の「世界一福虎」、奈良安倍文殊院の巨大獅子が載っていて嬉しい。カラーで見たいよ。2022/05/04

shiho♪

24
実家がお寺なので気になった本。確かにお寺にはたくさんの動物がいらっしゃいますね。お寺巡りをしていても、あ、こんなところに動物が!とただ見つけていただけですが、深い意味があったとは…。 ちなみに私は邪鬼と龍が好きです。邪鬼(=煩悩)は四天王像に踏まれていたり、屋根を支えていたりして、頑張ってる感が好き。龍(=ブッダの守護)は屋根を支える柱に巻き付いていてカッコいい(法隆寺の金堂など)。 これからはちゃんと意味も考えながらお寺巡りを楽しみたいな。2021/08/03

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