二見サラ文庫<br> 心残り繋ぎ屋~白羽骨董店に想いは累ねる~

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二見サラ文庫
心残り繋ぎ屋~白羽骨董店に想いは累ねる~

  • 著者名:中原一也
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2024/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576240008

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内容説明

この想いを届けられなかったあなたへ。

繋ぎ屋・由利に振り回されながらも樹はものに込められた声の行き場を探し出す。
心温まる物語。

大学の夏休みに、祖父の営んでいた骨董品店を片付けている樹。だけど 「ものに遺された声」が聞こえ「今は亡き人」に頼られてしまって!? 怖いが放ってもおけない。関わるな――深みにハマる樹に忠告してきたのは謎の美形・由利だ。彼はその道のプロで、遺された想いを届ける 「繋ぎ屋」らしい。彼にこき使われることを条件に力を貸してもらい、お節介で飯作りがうまい刑事も加わって、想いの行き場を探すことに!?

アオジマイコ・装画

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆Ruy

6
モノに宿った誰かの想いが聴こえる樹と同じ能力だけどその力が強すぎてひねくれた千景。いいお話。千景の事をもっと知りたいとグイグイ踏み込む樹が苦手。いい子なんだけど自分のお気持ちの押し売りみたいのがイヤ。なんでお前に全てを知る必要があるんだ?と思う。結局、千景のぶっきらぼうな優しさに甘えてる。男子大学生だけどあざとい女子みたいな感じ。大人の百目鬼さんがいい。お母さんみたいななまはげマッチョ。お料理上手ななまはげマッチョにギャップ萌え。2025/02/02

小春日和は秋

6
うーん、なんだかどこかで読んだことありそうな話ではあります。2024/09/06

6
祖父の営んでいた骨董品店の片付けをしている大学生の樹。なぜだか「ものに遺された声」が聞こえてしまう。心やさしい樹は放っておけない。そんな樹に手を出すなと忠告してきたのが美形な由利さん。大学生の樹と“繋ぎ屋”を名乗る由利とお節介で料理上手な刑事も現れて想いの行場を探すことに…。今は亡き人の想いの声を聞いてしまう樹くん、怖がりなのに放っておけない…文句を言いながら手を貸してくれる由利さんでもお金は取られる…それも雑用係と云う形で…口悪くて刑事さんとの掛け合いも面白い。楽しく読めました2024/06/03

京子@オランダ

2
なかなか難儀な能力だな~とかのんびり読んでいたら最後泣かされた!油断してたとこにドンときましたわ。せつない~。こういうのに弱いです。2024/06/10

シンミチ

1
良かったです。亡くなった人の思いだから、もうその人に会うことは叶わないけど、遺された人がその思いで救われるのはやっぱりいい。2024/06/10

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