ビジネスに効く対話型アート思考 脳が脱皮する美術館 ーあなたの知らないアートが最強のチームを作る

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ビジネスに効く対話型アート思考 脳が脱皮する美術館 ーあなたの知らないアートが最強のチームを作る

  • 著者名:福島治【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 時事通信社(2024/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784788719033

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内容説明

世界のビジネスエリートが、アートの世界に関心を持っていることがしばらく前に話題となりました。
先行き不透明な時代において、論理的思考(サイエンス)を乗り越える創造性開発(クリエイティブ)の観点から「対話型アート鑑賞」の可能性に注目が集まったためです。



その後、知識としての「アートを学ぶ」「アートを鑑賞する」スタイルから一歩踏み出し、
「アートを感じる」ことで、感性、共感力といった非認知能力を高めたり、これまで常識とされてきた「思考の枠組み」を揺らしたりすることで、多角的な視点を得たり、多様性を感じることで、自らを変化させていくきっかけとしての「対話型アート鑑賞」にもさらに関心が集まっています。

本書では、フランス・パリのポンピドゥーセンター(国立近代美術館)にも収録された「障がい者アート」の作品等を真ん中に置いた「対話型アート鑑賞」の実際を紙上体験します。
そこでは、私たち自身の「脳が脱皮する」ような感動と、新しい体験を得られることを伝えます。

繊細な感性や、超人的な集中力から生まれる作品の圧倒的な迫力を持つ「障がい者アート」は、VUCAと言われる時代に、新しい価値を生み出す原動力があるとして世界の最先端でも、期待が集まっており、企業の人材育成・研修においても、新たな方法として注目を集めています。


【本書目次】
はじめに ー障がい者アートを巡る旅/「フクフクプラス」のソーシャルデザイン

第1章  ようこそ『脳が脱皮する美術館』 へ
障がい者施設から世界的アーティストが誕生/妻の死により、私自身が鬱病となる/社会問題を解決する「ビジネスモデル」の構築/フクフクプラス3人の仲間たち/      「対話型アート鑑賞」の魅力と効き目/人材育成のツールとしても強力

第2章  「対話型アート鑑賞」を紙上体験
障がい者アートと対話してみよう/同じ絵でも、人それぞれ見え方が違う/個々に異なるものをつなげるのもアートの力/他者理解と多様性の受容/枠組みの中では考え付かなかった「斬新な発想」/対話の難しさと、大切さを実感/分け隔てなく暮らしていけるようにしたい/参加者の感想・感激コメントありがとう

第3章  LGBTQダイバーシティー&インクルージョン
視野障がい者の父を見て育った子ども時代/福祉の仕事を通じて見えてきたもの/福祉の現場を変えていきたい/LGBTQも障がい者も、実は身近な存在/当事者として生きること

第4章  障がいのあるアーティスト訪問
障がいのある人が「働く」ことの意味/アート活動は仕事と言えるのか?/仲間同士が刺激し合って相乗効果/どこからどこまでがアートなのだろう/よく観察し、対話することで、異能のアーティストは育つ

第5章  アートでおしゃべり・サイレント
音のある世界と、ない世界/コミュニケーションの本質って何だろう/静寂世界のリアルを疑似体験/障がいのある世界を知ることで、ユニバーサルな社会を構想

第6章  「シブヤフォント」革新的なチームビルディング
敏腕プロデューサー磯村歩と「シブヤフォント」/ 最強のチームの力で福祉を変えていく/元航空管制官・蔭山幸司と「シブヤフォント」/対話型アート鑑賞・アートファシリ!シブヤ

第7章  人のつながりが生む、最強のチームづくり
空のチームマネジメントとは/「対話型アート鑑賞」×「空のチームマネジメント」/優れたチームを生み出す職場

おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

103
これは素晴らしい。対話型アート鑑賞、という方法、よさげです。元々はMOMAが始めたのだけれど、障碍者アートを用いると、より効果的。題の付け方からして不思議で頭が柔らかくなりそう2024/08/16

みーちん

5
今の自分にとって気になる要素が色々入った本でした。 例えば p40『「対話型アート鑑賞」には正解も不正解もありません。同じアートを見ているのに、気になる部分や発見したことが各自違っていて良いし、むしろ違うことが大切です。…何かに気付き、感じ、想像を膨らませて…それを参加者同士がシェアすることで、新たな創造性が発火します。』 正解がないので「心理的安全性」が確保されやすい対話型アート鑑賞に可能性を感じました。是非体験してみたい。2024/02/20

天邪鬼郎

1
最近ご無沙汰の美術館訪問を再開する為に手に取った一冊。 行き詰まりを打破する力を得る為の目的が美術鑑賞とは恐れいりました。考えたことはなかったが、以前自分もそんな目的で向かっていたのかもしれないと、感心させられました。2024/06/16

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