江戸時代はアンダーグラウンド

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江戸時代はアンダーグラウンド

  • 著者名:安藤優一郎【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 彩図社(2024/03発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801307100

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内容説明

古今東西を問わず、どの地域や国家にも表と裏の社会がある。江戸時代の日本にも、無法者たちが集う裏社会は存在したが、実は表の社会でも、法を無視したアンダーグラウンドな光景は珍しくなかった。金で不祥事を解決しようとする武士、違法な賭博や遊女遊びにハマる庶民、将軍の極秘情報がダダ漏れの江戸城、御家安泰のため幕府に虚偽報告をしてばかりの大名家など、江戸のアンダーグラウンドな実態に迫る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

120
武士の身分が売買されたり幕臣の屋敷で賭場が開かれる話は、時代小説で読んだことがある。身分制が厳しいとされた江戸時代にも抜け道はあったのかと思っていたが、武士から庶民まで建前と本音の使い分けがまかり通る有様はアンダーグラウンドというより脱法社会と化している。江戸城の内部情報はダダ洩れで、宿場町や門前町は違法風俗で大繁盛し、肉食が普通だったのだから。太平の世で綱紀が緩んだ結果だろうが、ここまで互いに都合の悪い部分を見て見ぬふりを続けるのが広まっては、ペリー来航以後に幕府が何もできなかったのは当然かもしれない。2024/04/25

えみ

52
本当に実在した時代なのが信じられない。情報はあるのに掘っても掘っても何か発見のある時代。なんというか、物語、ファンタジーすら感じてしまう。改めて思うが江戸時代って面白い時代だ。面白さは「善」から発せられる「明」だけでなく、寧ろこっちのほうが色濃いのかもしれない。どこか「悪」の発する「暗」の部分。見て見ぬ振り、違法をなかったことにする、買えない規律はない!というように惜しみなく金で解決する潔さ。見栄を大事に「偽」さえ有効活用。人間臭さがプンプンする。武士も庶民も本音と建て前を使い分ける賢い人々が生きた時代。2024/05/29

Mc6ρ助

20
これも読み友さんの感想から。時代小説のお供のつもりが本音と建て前な日本社会は昔からかと。チャンバラ小説読みを自認する爺さまとしてはあまり目新しい情報はなかったかも知れない(と、何気に上から目線)けれど、ウラ金な人たちが開きなおれるようないろんなことが地続きなのかと改めて唖然としてしまった。先の大戦(応仁の乱じゃないよ)での失敗の反省の継承に失敗した、その責任の一端を担っていないわけではないけれど、いくら民主主義とはいえあらゆる(おかしな)ものを監視しなければなんて小市民には荷が重かったと思う今日この頃。2024/06/11

コピスス

10
江戸時代でも法の目をかいくぐって、グレーゾーンで生活していたようで、当時の人々に親しみが湧いた。2024/03/24

noko

6
江戸時代のころの、色んなガッカリ?ある意味ゆるい?政治体制のお話しが集められています。武士の身分はお金で売買されていた。町人や農民もお金さえあれば武士になれた。藩が率先して売ることさえあった。値段は500両くらいで、一般庶民は買えない。榎本武揚は父親が買ったので、幕臣の身分。逆に売ってしまったのを買い戻す事もあり、滝沢馬琴は孫の為に買い戻そうとした。庶民でも運がいいと江戸城に入れる日があった。それは能公演。その日だけは無礼講で、老中などに町人が掛け声をかけることも。将軍自ら能を舞うこともあったそうだ。2024/08/30

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