文春e-book<br> 最後のテレビ論

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文春e-book
最後のテレビ論

  • 著者名:鈴木おさむ【著】
  • 価格 ¥1,800(本体¥1,637)
  • 文藝春秋(2024/03発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163918204

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内容説明

引退を機に明かす、人気番組の舞台裏
「これは僕の、テレビ界への遺言です」

32年間続けた放送作家を辞める鈴木おさむ氏が辞めるまでの半年間で綴った、
テレビの真実とヒット番組の裏側。

「これはテレビがテーマのエッセイ本ではありません。
32年間放送作家をやってきた僕からテレビへの遺言です。
大きく変わるテレビ。
変わるしかなくなったテレビ。

今までは書けなかったことを全部書きました。
辞めるからこそ伝えたかったこと、残すべきことを。
さよなら、テレビ。
ありがとう、テレビ。」

―― 鈴木おさむ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

80
今年の3月に32年間の放送作家、脚本業を辞められた鈴木おさむさんの回顧録的なエッセイ。ヒット番組の裏側や真実。自身の事、尊敬する先輩や裏方の方達、スター&レジェンドとの関わり。題名はテレビ論となっているけど堅苦しくなく読める内容。2024/10/07

きみたけ

61
面白かった😄著者は放送作家(2024年3月まで)で脚本家の鈴木おさむ氏。奥さんは森三中の大島美幸。放送作家を辞める鈴木おさむ氏が、辞めるまでの半年間にテレビの真実とヒット番組の裏側を綴った一冊。「めちゃイケ」濱口のドッキリのくだりでは、予想を超えたギリギリの勝負に挑む面白さを紹介。また「スマスマ」木村拓哉の熱湯風呂のくだりでは、視聴者が見たいものを見せるため、大物俳優高倉健を口説き落としてキムタクをその気にさせるなど、放送作家の「真髄」を紹介。最後の、大河ドラマと朝ドラをやるとしたらが良かったです。2025/04/17

ばんだねいっぺい

25
最初のスマイルカンパニーのくだりで 慰留があった事実に人柄がいい方なんだなと思った。サブカルチャー界隈から陽キャと思われがちだが、裏方としては、信じられないぐらい身体を張っていてほとんどの人は敵わないんじゃないか。2024/09/15

タルシル📖ヨムノスキー

22
第一線を退いた鈴木おさむさんのテレビに対する熱い想いをまとめた1冊。私は読書が趣味になってから、朝のニュース以外ほとんどテレビは観なくなってしまったので、最近のテレビについてあれこれ言うことはできないけれど、フジテレビの事件なんかについて鈴木さんはどう思っているんだろう。テレビ(地上波)全盛期のレジェンドたちの面白い番組を作りたいという情熱には脱帽。鈴木さんもそんな一人だったんだとこの本から想像はできますが、やっぱり〝もう明日が待っている〟に書かれていたSMAPのあの出来事で燃え尽きてしまったんだろうな。2025/02/11

hideto

14
今年3月に放送作家、脚本家を辞めた鈴木おさむさんによる、自らの仕事の回顧録のようなエッセイ。出てくるテレビ番組は、どれも見たことあるものばかり。それに加えて映画やドラマの脚本と、仕事の幅広さに驚かされます。Netflix等の配信の勢いが増し、テレビを取り巻く状況が大きく変わる中、彼のような放送作家が新しく誕生し、面白い番組を作れるのか?気になるところです。2024/05/12

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