光文社新書<br> 定点写真で見る 東京今昔

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光文社新書
定点写真で見る 東京今昔

  • 著者名:鷹野晃【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 光文社(2024/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334102531

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内容説明

どのような写真なら東京の魅力を伝えられるのか。40年ほど撮り続け、見つけた答えのひとつが定点写真でした。古写真と同じ場所を新たに撮影する手法は、変化したものとそうでないものを一目瞭然にしてくれます。(中略)この旅に欠かせないのは「空想力」や「妄想力」です。(「はじめに」より)江戸・明治・大正・昭和――。東京はいかに変貌したのか。破壊と創造の首都を徹底比較。写真451点収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

63
「桑田変じて滄海となる」という言葉がある。時の移り変わりの激しさを表す言葉だが、本当に海が陸になっているとは思わなかった。江戸、明治、大正、昭和と過去にとられた東京の写真、それを令和の現在に同じ場所からも写真を撮るという面白いアイデアの一冊。見ていると変わるものもあり変わらない物もあり、昔から変わらぬ場所で商売を営んでいる店もあれば、川や海が無くなっている場所もあり、時の流れが速いのか遅いのかわからなくなる。ただ昔も今も写っている人を見ると、人々の営みは大して変わらないなあと妙な感慨を覚える本であった。2024/12/26

fwhd8325

60
江戸時代、明治時代、大正時代、昭和時代(戦後戦中編)、昭和時代(戦後編)のパートに分かれて東京の景色が掲載されています。江戸、明治、大正になるとその間にいるのが私の生まれた時代になります。その変化は現実のものなのか不思議であり少し怖いように感じます。震災や戦争を経て、東京は破壊され、今の東京になるのですが、その姿は暮らしやすいものなのかも疑問に感じます。人口は減少しているのに高くそびえるマンションやオフィスビルは必要なのでしょうか。綺麗なった現在の東京が壊されたようにも感じます。2024/04/07

道楽モン

37
東京のあちらこちらを定点観測。何十年の時を隔てて同じ場所、同じアングルで撮影している。古くは江戸時代末期から明治、大正、昭和と比較しながら眺めているだけで楽しいし、興味深い。銀座や浅草の変化が著しく、当時の風俗や暮らしぶりが垣間見える。これ昔の小説を読む場合の補助アイテムとして、とても役立つ。偶然にも菊池寛の小説を読んでいたが、銀座の場面が生き生きと脳内再生できた気がする。それにしても関東大震災の首都壊滅っぷりが物凄い。撮影地点が数時間後に焼け野原になるなどスリリングでもある。東京大空襲からの復興も凄い。2024/08/26

広井啓

30
文字通り東京各地を定点観察した今昔写真集。古くは江戸時代と現在との比較。銀座周辺は重複が多々あったが、ざっと眺めるだけでもなかなか興味深かった。2024/08/06

ののまる

10
こんなに街ってかわるんか! 人が映り込んでいるのがとてもいい。2024/03/20

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