内容説明
千葉県いすみ鉄道沿いの山ふところ。2017年、長く廃園になっていた「薬草園」に40代の夫婦が移住してきた。
夫は個性派書店「ユトレヒト」の元オーナー、妻はイラストレーターのカップル。
南ドイツで蒸留家の修行をしたとはいえ、まったく畑違いの仕事への転職だ。
二人は「mitosaya薬草園蒸留所」を設立。“自然からの小さな発見を形にする”をモットーに夢中で働く。
楽しいながらも無我夢中の日々のなか、振り返ると約160種の蒸留酒や、季節の恵みを閉じ込めた加工品などをリリースしていた。
本書では6年間にmitosayaで生まれた仕事、家族、居心地、庭、友達、動物、特別なものなどを温かみのある写真とともに紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょび♪
3
循環する仕事、循環する暮らし。 私の理想だよ! 特別は決して、その希少性を争うように価格に転嫁するのでもなく、大げさにアピールするのでもない。本質にあるのは、もてなしにも通じる「相手に喜んでもらうこと」。p111 2024/05/05
sawa
0
Mitosaya の成り立ちや、そこでの日常的な暮らしが綴られる。自然発生的に出来上がっていっま彼らの蒸留所、そこでの循環型の生産活動や暮らしは、とっても理想的で読んでいて気持ちよかった。ないものはないから、あるもので。というスタンスも好き。2025/07/29
さるさそーす
0
熊本の喫茶店でここのお酒に出会って、1日で読了。2024/11/22
Sa
0
憧れる暮らし。お酒、ハーブティー、ジャムなどの作り手はたくさんいると思うけど、mitosayaにしか作れないものを産み出してるのがすごいなあと思う。いつか行ってみたいと思っていたオープンデーが終わってしまうのは残念だけど、この本を読んでいたら、mitosayaが目指す方向とは違ったイベントになってきたのかもしれないなと腑に落ちた。2024/05/17
Mitsuhito Shiraha
0
この本を読んで眺めただけでは「敢えて」場所や製品などの全容が分からない構成になっていて、即座にネット検索したくなる欲望に駆られる。 現代の理想郷、欧米では珍しくないライフスタイルがようやく。 ここには過疎化、少子高齢化を受容する社会への住みやすく、生きやすくするヒントがある。2024/04/22
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