内容説明
千葉県いすみ鉄道沿いの山ふところ。2017年、長く廃園になっていた「薬草園」に40代の夫婦が移住してきた。
夫は個性派書店「ユトレヒト」の元オーナー、妻はイラストレーターのカップル。
南ドイツで蒸留家の修行をしたとはいえ、まったく畑違いの仕事への転職だ。
二人は「mitosaya薬草園蒸留所」を設立。“自然からの小さな発見を形にする”をモットーに夢中で働く。
楽しいながらも無我夢中の日々のなか、振り返ると約160種の蒸留酒や、季節の恵みを閉じ込めた加工品などをリリースしていた。
本書では6年間にmitosayaで生まれた仕事、家族、居心地、庭、友達、動物、特別なものなどを温かみのある写真とともに紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はっせー
44
本書は蒸留家の江口さんとイラストレーターの山本さん夫婦が開いた蒸留所について書かれた本!この蒸留所は、元々薬草園。閉園して放置されていた所、江口さんたちが見つけて蒸留所にした。しかも自分たちで出来るところはDIY等をして、改修した。家で取れるハーブや果物。知り合いが生産するものだけで作られるお酒。どれも大量生産出来ない。だが、どのお酒にも物語や想いが詰められていると感じた!本書のイメージを伝えるとしたら「四季の移ろいと共に過ごす」四季の移ろいに合わせて、その時出来たものでお酒等を作る。2025/12/16
遙
6
mitosaya薬草園蒸留所ができるまでと、日々の営みを丁寧に描かれたお仕事と生活のエッセイ。旦那様はその時その時の素材を使ってお酒造り、奥様はお庭のハーブや植物でお茶やリースを作ったりと、広大な土地の中で生き生きと働いていらっしゃる。大きな温室や手作りの東屋、桜並木や茶の木の道、ご自宅は元々大学の研修練だった建物を改修して住まわれていたりと、自然の中に元々あった建物を大事にしている様子も書かれています。 これだ!と思えるモノづくりに出会えた幸運と、美しい手仕事に憧れずにはいられない。 いつか行ってみたい2026/06/06
ちょび♪
3
循環する仕事、循環する暮らし。 私の理想だよ! 特別は決して、その希少性を争うように価格に転嫁するのでもなく、大げさにアピールするのでもない。本質にあるのは、もてなしにも通じる「相手に喜んでもらうこと」。p111 2024/05/05
sawa
0
Mitosaya の成り立ちや、そこでの日常的な暮らしが綴られる。自然発生的に出来上がっていっま彼らの蒸留所、そこでの循環型の生産活動や暮らしは、とっても理想的で読んでいて気持ちよかった。ないものはないから、あるもので。というスタンスも好き。2025/07/29
さるさそーす
0
熊本の喫茶店でここのお酒に出会って、1日で読了。2024/11/22




