内容説明
「日本」という呼び名のルーツは なんと大阪にあった!?
「同じところにあるのになぜ『大阪駅』と『梅田駅』と呼び名が違うのか?」
「徳川家康が亡くなった場所は堺市だった!?」
「なぜ大阪のことを『なにわ』と呼ぶのか?」
「大正時代、大阪は東京を抜いて日本一の都市だった」
「いまも秀吉がつくった下水道を使っている!?」
……など、大阪の地理や地名、地図に隠された、意外な歴史の数々を収録! 観光するだけではわからない、大阪がもっと好きになる知的ガイドブック!
【目次】
第一章 大阪のミステリーを歩く 不思議地図
第二章 ホンマの大阪が味わえる ディープ名所案内
第三章 ルーツをたどれば思わずなっとく ユニーク地名案内
第四章 東京には負けまへん ナニワ交通地図
第五章 「水の都」はこうしてできた 大阪まる見え地理案内
※本書は2013 年9 月に小社より刊行された『大阪「地理・地名・地図」の謎』の一部文章を加筆・修正し再刊行したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アマノサカホコ
8
学芸員ではなくボランティアだけど大阪歴史博物館に来られた方の質問になるべく答えてあげたくて勉強中。住んでるのに知らない事が多すぎて驚愕。今の奈良県を含む堺県があった事、茨木市に隠れキリシタンの里があって大正9年にザビエルさんの肖像画が見つかり国の重要文化財に指定されたのは知らなんだ。放出(はなてん)、喜連瓜破(きれうりわり)、百舌鳥(もず)、道修町(どしょうまち)、十三(じゅうそう)難名はさすがに読めた。ほとんど知られていない大化の改新の地、難波宮(なにわのみや)が紹介されているのは嬉しい。続きはXにて2024/08/24
wang
1
大阪の地理的な雑学集。地名だけでなく、鉄道や遺跡・地形・道路や商店街等多岐にわたる歴史的にも古墳時代から戦国時代、江戸時代、明治維新期から戦中戦後に至るまで幅広い事蹟にまつわるもの。めちゃくちゃマニアックなものはなく、普通に日常生活において関連するような場所にまつわるものが多いので、街で出会って豆知識的に披露も出来る。地図など図表が少なくて、その辺りに土地勘がないとどこのどういうことを話しているのか理解しにくいのが難点。2025/04/03
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