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内容説明
貿易実務を習得するコツは、(1)まず取引の流れの全体像がつかめていること、(2)手続きに必要となる基礎知識が体系的に理解できていること、(3)それらの知識を実際の実務の中に落とし込んで活用していけること、(4)正しい手続きが行えること、の4つです。
本書は、初めて海外と取引される方であっても、上記の(1)~(4)のポイントをスムーズに習得し、すぐに実践していただけるように構成しました。
最初に(1)の取引の全体像をつかみ(第1章)、次に貿易実務に必須の(2)の基礎知識を体系的に整理し(第3章~第6章)、(3)(4)の実務の流れと正しい知識とを身に付けていく(第7章~第13章)という構成になっています。
第3章~第6章は、海外の取引先と売買契約を締結する際に、検討、交渉しなければならない基本的な契約条件でもあります。
第7章から第12章までは実務にかかる説明の章で、ご理解いただきやすいように、貨物が出荷されてから引き取られるまでの業務を発生する順に取り上げています。
また、実務には多くの書類が登場しますが、初めて海外と取引される方にとってすぐに必要となる英文売買契約書、貿易関係の自社書式などの見本も、取引のスターターキットとしてダウンロードできるので、ぜひご活用ください。
目次
●第1章 貿易取引とは
●第2章 取引交渉と売買契約の締結
●第3章 貨物を輸送する―貿易運送
●第4章 貿易条件を決める―インコタームズ
●第5章 貨物に保険をかける―貨物海上保険
●第6章 代金を支払う―代金決済
●第7章 信用状の実務
●第8章 貿易管理制度
●第9章 輸出の通関・船積み
●第10章 輸出代金の回収
●第11章 輸入の通関・関税制度
●第12章 輸入貨物の荷受け
●第13章 クレーム
●第14章 紛争解決
●第15章 外国為替制度