内容説明
あなたの脳をスーパーチャージする方法。日々の「習慣」を変えれば、「脳力」は伸ばせる!
「自分史上最高の脳」になるための最新メソッドを「大全」にまとめた決定版!
「運動」「食事」「睡眠」「腸」「栄養」「性欲」「知力」「孤独」「幸福」...
科学によって証明された「脳にとっていいこと」を、この一冊ですべて網羅。
大人になってからの知力の「4分の3」は、環境や生活習慣で決まる。
仕事のパフォーマンスを最大化するには? 認知症の予防に大事なことは?
――「習慣」を変えれば「脳」も変わる。
■脳トレは役に立たない。知力アップには「語学」と「ダンス」
■知能が決まるのは、「遺伝」か? それとも「環境」か
■アルツハイマー病の原因となる変性は、35歳から起きている
■「ジム通いの都会人」より「羊飼い」の方が健康な理由
■1日3食+おやつ、は人間の進化の歴史を無視している
■ヴィーガンの8割が疲れやすい理由。脳への恒久的ダメージも
■学習能力や認知機能は、腸内の善玉菌が関係
■「孤独」は脳を縮ませる。「SNS孤立」にも注意
■定期的なオーガズムが脳を活性化する―JUST DO SEX
■睡眠不足が、中高年期の認知機能に悪影響を与える
■一週間に150分の有酸素運動を。だが、長時間座り続けると帳消しに
■グリーン・ジム(登山、釣り、ハイキング、草刈りなど)もおすすめ
■ヨガ=心身一体化は、脳のデフォルト・モード・ネットワークに効果あり
■「不安」や「恐怖」にとらわれるな。脳の活動が低下してしまう...!
アメリカ大統領の健康アドバイザーが本書を推薦!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
愛
7
この本の裏表紙には、「脳にいいことを全網羅した決定版」とありました。「適正な運動量は週に150分」「長時間座って動かない生活は老化を早める」「腸内環境が元気でバランスが良く、多様だとストレスにうまく対処できる」などが勉強になりました。腸活のこともたくさん書かれていました。私は腸活をしているのでわりと元気ですが、長く座っているので気をつけないとです2024/11/22
しみー
5
脳にいいことをあらゆる側面から解説している。運動や食事、睡眠の章はなんとなくわかっていたけど、社会性や性欲の章はとても興味深かった。2024/09/23
らる
4
有酸素運動は健康にいいだけでなく、脳にもいい。1年間のトレーニングで海馬の体積が2%増(加齢による喪失を1~2年分取り返したのと同等)/何時間も座って過ごすと、運動の効果は帳消しになってしまう『じっと座っているのは体に悪い』/私たちは自分自身であると同時に、体の中の細菌の生産物でもある/幸福度調査のトップは性行為90点、2位は運動75点、3位はおしゃべり、音楽鑑賞、散歩など。嫌な事ベスト3は身だしなみを整える、通勤、仕事2024/04/03
toshibo
3
脳をより良い状態にするには、やはり運動が大事なんですね。1週間に150分以上運動することで、脳機能が高められる。また、睡眠が非常に重要で、寝ている間に溜まった老廃物が除去される。さらに、規則正しい生活が大事なのだ。これら全て、科学的な裏付けがあり、読んでいて、なるほどと納得させられる。その他、腸内細菌が性格にも影響しているとか、何を食べるかとか、人付き合いとか、性欲にまで言及がある。勉強と一緒で、一朝一夕にはいかないんですね。日々の過ごし方を反省させられ、見直す必要性を感じさせられた一冊でした。2024/03/29
kyon
2
脳の健康を保つにはどうするべきか、エビデンスと共に記載。腸活はとても大切であり、適度に菌に触れることも重要。必要以上に清潔にしすぎるのはダメ。共に生活する家族は腸内細菌が同じになる、という点や性生活が脳にとてもいい影響を及ぼすという点(70歳以上の性生活についての数値にも)驚いた。また、脳トレといわれるゲームについても、そのゲーム内における能力が鍛えられるものの、総合的な思考能力や老化による脳の変化が抑えられるわけではないというのには驚いた。語学やダンス、ヨガなどは認知を刺激するのに役立つとのこと。2024/09/29




