内容説明
鮮やかな色と幻想的な主題で日本画の可能性を切り拓いた画家・速水御舟の随筆集。制作に向かう心情や旅の記憶を穏やかな筆致で綴る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chuji
1
久喜市立中央図書館の本。2024年2月初版。初出は色々。「本書は速水御舟および御舟を語る人々の随筆・髄談を編集部が構成した平凡社ライブラリー・オリジナル版です。」含蓄ある言葉がありました。『登り得る勇気を持つ者よりも、更に降り得る勇気を持つ者は、真に強い力の把持者である。』2024/03/20
邪馬台国
0
御舟の作品はもちろん観たことがあるし、簡単な生い立ちも知ってはいました。が、まさかこんなに芸術に熱い人だとは!かなり本質をついていて共鳴するような含蓄ある言葉がたくさん。読んで良かったです。2024/03/12