祥伝社新書<br> なぜマンションは高騰しているのか

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祥伝社新書
なぜマンションは高騰しているのか

  • 著者名:牧野知弘
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 祥伝社(2024/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784396116958

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内容説明

第一人者による警鐘
マンション価格の高騰が止まらない。
かつて「億ション」、すなわち1戸=1億円以上のマンションが
騒がれたことが?のように、今や「2億ション」「3億ション」でないと、
不動産業界では超高額マンションと呼ばない。
東京だけではない、大阪でも25億円の物件が登場した。
いったい誰が買っているのか? 驚愕の価格の背景には何があるのか?
日本社会はどう変わっていくのか? 業界に精通した著者が読み解いていく。
見えてきたのは、ごく少数の富裕層と大多数の貧困層、
その中間で踏みとどまろうとする層に分断された日本人の姿である。

(以下、目次より)
●億ションはもはや普通の物件
●激増する日本人富裕層
●パワーカップルが陥る落とし穴
●さらなるインフレが到来する
●一般国民は、中古物件を買うしかない
●バブル時代から変わったこと、変わっていないこと
●タワマンは永住のための住居ではない!?
●新たなトレンド、ブランデッドレジデンス
●ヴィンテージマンション
●都心なら、どこを選ぶべきか
●注目は地方4市
●マンションの「買い時」とは?
●三極化する日本社会と、今後の住宅

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしたけ

46
ネット系メディアに不動産評論家として多く露出する著者が都心マンションを中心とした不動産加熱相場を解説。今後は都心のみならず、恒星都市(=周辺地域)、地方4市(札幌仙台名古屋福岡)でも不動産価値の維持が期待できるという。投資対象としても定着してきたREIT動向を見てみると、東京のみならず地方4市にも投資を広げていることが明白。足元の価格高騰の一因を担うのは再開発事業であり、容積率緩和と自治体補助金という飴で新たな相場を作り出している由。地方でも億ションが散見されるがこれは地方有力者に一定ニーズがある由。2024/11/05

まゆまゆ

18
一億円を超えるマンションが「億ション」と呼ばれていたのも今や昔、現在は一億どころか二、三億のマンションが販売され、購入されている。富裕層はこういったマンションを金融商品としてや相続税対策で購入していて、この傾向は今後もすすむ、と。単に資材高騰や人件費増だけではない、最初から富裕層に買ってもらうためのデザインになっているから、ますます価格が上がる。庶民は中古マンションの値が下がるまで積極的に購入を控えたほうがよさそう…2024/08/06

たくや

18
友人との会話で住宅購入話が増え、住宅事情に興味が出てきたため読む。データが多数示されていて説得力のある内容。節税目的のタワマン購入があることを初めて知った。ライフスタイルに応じて色々な家に住みたいので、巻末の著者の意見に同意。2024/07/25

いざなぎのみこと

13
最近のマンションは高いですよね。あ、高層のことではなく、価格の話です。そのマンションがどうして高騰しているのか、誰が買っているのかなどを解説してくれます。またこれから買うべきマンションもどこのマンションにすべきか、という考察にも納得。これからマンション購入を検討している方はぜひ読んでいただきたいです。2024/08/03

makimakimasa

10
同世代で買った人もちらほら出てきて。この15年で純金融資産5億円以上の超富裕層は1.7倍で9万世帯、保有金額は2.3倍(庶民層以下は1.3倍)で105兆円と、格差社会が拡大。不動産の課税評価額は実勢の約6割で(土地の路線価評価+建物の固定資産税評価-借入金額控除)、容積率が高いタワマンほど節税効果も高い。低金利の恩恵でパワーカップルなら1億円借入可。転売目的の不動産業者や外資系法人、建設費高騰(輸送費UP、職人や半導体の不足など)、古い駅前商店街など土地の高度利用で補助金の出る市街地再開発事業も要因。2025/05/29

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