春休みに出会った探偵は

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春休みに出会った探偵は

  • 著者名:大崎梢【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 光文社(2024/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784334102593

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内容説明

中学2年生の花南子は、父親の海外勤務によって春休みから一人暮らしを始める。その場所は曾祖母の五月さんが経営するアパート「さつきハイツ」。その矢先、五月さんがぎっくり腰で入院、心細い花南子のもとに宛先不明の謎の封書が届く。同級生男子とともにその謎を調べ始める花南子だが、偶然出会った“名探偵”の存在が、花南子の生活を大きく動かし始める……。ちょっぴり切なくて、心にしみる極上の読後感をお約束します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

82
父子家庭の安住花南子は父の海外赴任を機に曾祖母・五月が経営するさつきハイツに入居。近所に住む同学年の根尾くんと様々な事件や謎に巻き込まれ(首を突っ込む)。暴走気味の中学生コンビとクールな調査員の今津。謎に包まれた今津氏の正体は最後に明らかになる。2024/04/13

hirokun

36
星3 中学生を主人公にした連作短編集の形態をとった推理小説。楽しく読ませてもらった。帯の文章にある様に最後まで読むことによって、主人公の家族に隠された真実を仄めかす様なストーリー展開。この展開には流石に驚かされたが、小説の世界だからこその設定か?軽いタッチで読み易い文章のため、気楽に読み流し勝ち。2024/04/25

糸巻

33
二人暮らしだった父親が海外勤務になり、曾祖母が住み込みで経営するアパートで暮らし始めた中学生の花南子。その曾祖母がぎっくり腰で入院してから、調査会社で調査員をしている住人の男性・今津と知り合う。同じ家庭環境(親1人子1人)で気の合う同級生・根尾くんも加わり、近所で起きた小さな事件等を通して今津と交流を重ねる花南子達だったが…。5話収録の連作短編ミステリ。どのエピソードも興味深い話で面白い。やや無鉄砲ではあるが、きちんと大人の意見を聞く中学生2人が良かった。それにしても予想外の結末に驚いた。2024/04/06

tetsubun1000mg

27
幼いころの両親の離婚によって、父子家庭となった中二の花南子。 父親の東南アジアへの単身赴任で祖母の経営するアパートで独り暮らしをすることになるのだが。 一人暮らしの解放感と寂しさも感じながらの日常から、アパートの周囲で不穏な動きが出てくる。 中学の同級生で母子家庭の男子と話し始めていくところから物語が展開していく。 アパートの2階に住む謎の中年男性のことや、町内の資産家の情報などを巻き込んで中学生では調べようがない事を謎の調査員という男性が調査して解決していく。 最後の推理は想像しておらず驚きだった。 2024/04/17

信兵衛

25
花南子と根尾、さらに調査員の今津という取り合わせと、春休みといった浮かれやすい時期がマッチングした、楽しめる軽快ミステリ。2024/04/19

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