講談社文庫<br> 揺籠のアディポクル

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講談社文庫
揺籠のアディポクル

  • 著者名:市川憂人【著】
  • 価格 ¥913(本体¥830)
  • 講談社(2024/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065343425

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内容説明

孤立した無菌病棟に、少年と少女。
翌朝、一人だけになった。

☆☆☆

『ジェリーフィッシュは凍らない』の著者による
甘く切ない青春の痛みをまとった
本格ミステリ

☆☆☆
無菌病棟、通称《クレイドル》。
タケルと、コノハ、二人だけが入院する施設が、大嵐で貯水槽に通路を寸断され、外界から隔絶される。

不安と焦燥を抱え、日付を越えた深夜──。
コノハは胸をメスで刺され、死んでいた。

二人きりのはずの無菌病棟で、外気にすら触れられない彼女を誰が殺したのか? 
震える結末!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

38
密室つながりでこちらを。切ないお話だったんですね。まさかそんな真相とは。そこが伏線だったとは。これもコロナ禍小説なんですね。この小説は、あのコロナ禍を経験してからこそ楽しめるのかも。いやしかしこの先は?2024/12/26

こゆ

23
推し作家さんの未読作品。二人だけが入居する無菌病棟《クレイドル》が嵐で外界と寸断され、少女が胸を刺されて死んだ。二人きりの無菌病棟で誰が彼女を殺したのかー。登場人物が少なく犯人の正体はうっすら見当がつくのだけど、最後には驚きの真相が待ち受けていた。一人で外界を捜査するパートが少し退屈だなとか思ってごめんなさい。この手の作品で苦手なタイプのオチも覚悟していたけど、外れて良かった。市川さんらしい世界観とトリックで、なんとも切ない終わり方も好み。現実にここまで厳密な無菌病棟は存在するのだろうか。2025/10/15

seba

21
「クレイドル」と呼ばれる隔絶された無菌病棟に入院することになったタケル。往来する医師と看護師の他、彼以外の住人はコノハという少女だけ。ある時災害により外界との唯一の通路が封じられてしまい、その翌日未明、コノハがメスで刺されて死んでいるのを彼は発見する――。冷戦のような距離感を経てようやく融和できた二人の、共に病気を治して一緒に外の世界を見たいという望みは昇華されていく。ある人物の特殊な事情は、かけられる強い言葉から部分的に察した。タイトルの意味については、表紙に書かれた英題も含め事前に調べないことを推奨。2025/12/27

四弦桜

19
そう来るか…と… 謎が謎を呼び色々と予想しながら読んだけど、その上を行く結末に胸が締め付けられた。 個人的には『ジェリーフィッシュは凍らない』よりも好きかもしれない。 面白かった!!2025/10/02

よるのもち

19
外界から隔離された無菌室で生活する少年と少女。嵐のせいでクローズドサークルとなり、二人しかいない空間で少女が殺されているという設定に興味を惹かれる。この題材でどうやったら納得のいくラストを作れるのだろうと読みながら考えていたが、成る程絶妙なラインを突かれた気がした。世界の謎に少しずつ迫っていく過程に緊迫感があり、多少だれた部分もあるが最後まで楽しめた。2024/10/29

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