講談社文庫<br> 北緯43度のコールドケース

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講談社文庫
北緯43度のコールドケース

  • 著者名:伏尾美紀【著】
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  • 特価 ¥700(本体¥637)
  • 講談社(2024/03発売)
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  • ISBN:9784065344330

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内容説明

第67回江戸川乱歩賞受賞作
待望の文庫化!

異色の女性エリートノンキャリが、組織の闇に翻弄されながらも、未解決事件(コールドケース)の真相にせまる。
新たなヒロイン、新たな警察小説、ここに誕生!

「読者を翻弄するストーリーテリングの技は新人離れしている」宮部みゆき
(読売新聞2021年11月21日書評)

「ミステリ好きなひとにとって、至福の時だ。ああ、このお話、読んでよかった」新井素子
(解説より)

博士号を持つ異色の警察官・沢村依理子。
北海道警察で現場経験を積む沢村は凍てつく一月、少女死体遺棄事件の捜査に加わる。
発見された少女は五年前に誘拐され行方不明となっていた島崎陽菜だった。
容疑者死亡で未解決だった事件は沢村を呑み込むように意外な展開を見せる。
第67回江戸川乱歩賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

97
『江戸川乱歩賞』受賞作品です。スピード感は若干控えめに感じますが、着実に進んでいく展開はさすが乱歩賞ならではのクォリティが十分に伝わります。舞台は北海道で主人公は博士号を持つ異色の警察官「沢村依理子」。とある少女死体遺棄事件が過去に発生し、迷宮入りしてた誘拐事件の解決へと導きます。事件解決への展開もかなり白熱しますが、主人公を取り巻く人間関係のちょっとした綻びがイッキに解き明かされる描写もかなり手に汗握ります。大どんでん返しとまでは感じなくとも、乱歩賞の名に恥じない重厚なミステリーを十分に堪能できました。2026/02/16

チーママ

79
伏尾美紀さんは初読み。『百年の時効』の順番待ちに痺れをきらし手に取ったけれど江戸川乱歩賞受賞作品。面白いのはお墨付きだったのだ。北海道警察本部から現場研修で所轄に配属された沢村は博士号を持つ異色の女性警察官。少女の死体遺棄事件の捜査に加わるが遺体は五年前に誘拐された少女の可能性があり…。師と仰ぐ刑事への不信感、組織の中での不当な扱いに悩みながらも地道な捜査を続ける沢村をいつしか応援していた。犯人の身勝手な動機には怒り心頭だが、人として魅力的な沢村の活躍をもっと見たい。続編の『数学の女王』が楽しみだ。2026/02/08

タツ フカガワ

69
札幌の自動車修理工場の倉庫で小学生と思われる少女の死体が発見される。まもなく少女が5年前に誘拐された島崎陽菜と判明。当時身代金を受け取った犯人は直後に電車にはねられ死亡、少女は戻らぬままの未解決事件だった。ではその後少女はどこで誰と居たのか? 博士号を持つ異色の警部補沢村依里子は、自身が警察官である理由を自問しながら事件の真相に迫っていく。その姿が一種感動的。とくに容疑者と対峙する取調室の緊迫感に圧倒されました。沢村シリーズ3作目を期待。2026/03/26

道楽モン

61
第67回 江戸川乱歩賞受賞作。エンタメ作家たらんとする新人作家のデビュー作から順番に読むという行為は、彼の成長を見届けることだ。当然ながら筆力や構成力は作を重ねるごとに上達してゆく。そしてある瞬間に渾身の作品を産み出すことで作家としての足元を固め、更なる飛躍を遂げる事となる。乱歩賞を獲得してのデビューとはいえ、本作はまだまだ未熟だ。しかし魅力と可能性を秘めた(エンタメ作家としての)稚拙さであり、発想とセンスの大きさに技術が追いつけないだけだ。この作家は4作目で大化けした模様。楽しみながら3作品を読む予定。2025/09/25

goro@the_booby

61
誘拐事件の犯人を追跡中に死なせてしまい攫われた女児の行方も分からないまま未解決に終わって5年。大学院を出て警察官になった異色の存在の沢村依里子。男性優位であり、後ろ盾もない組織の中で刑事であることに思むのだが、情報漏洩の濡れ衣を着せられそうな状況からもう一度事件を追う。沢村を見守る奈良や片桐などの脇役キャラクターがいいし依里子を応援したくなる物語でした。2025/01/14

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