がん患者

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がん患者

  • 著者名:鳥越俊太郎【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2024/03発売)
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  • ISBN:9784062169486

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内容説明

2005年9月に大腸がんが発覚した鳥越俊太郎。腹腔鏡下手術を受け、仕事に復帰するものの、肺と肝臓への転移を繰り返し、これまでに、4回の手術を受けた。大腸がんのステージは「4」。――手術、リハビリ、現場復帰、抗がん剤との戦い、転移――。その時、鳥越は、家族は、医者は何を考え、どう動いたか。事実を追い詰めることを職業としている「取材者・鳥越」が、「がん患者・鳥越」を冷徹に観察し、記録した、がん患者の真実の書。

●人間は、自分ががんに侵されているとわかったとき、何を考え、治療ではどのような難問に遭遇し、何を痛み、どのような辛さを抱えて生きて行くのか? そのとき最も身近にいる家族は何を思うのか?
自分ががん患者になった以上、冒頭にあげたような疑問に応えようと思った。(あとがきより)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ichi

24
【図書館本】直腸癌から始まり肺転移・肝転移し、手術計4回した鳥越さん。化学療法や頻繁な検査、漢方を利用しての免疫UP療法などお金があれば命をつなぐことができるのが現在の日本の医療なのだろう。と感じました。高額医療制度がありますが、まず治療費を支払わなければならないですし、内服の抗がん剤のみで月10万位かかる話も聞きます。2015/09/06

ちょん

20
さすが鳥越さん。わかりやすく読みやすい。ポジィティブな性格が治療にプラスになったようですね。鳥越さんのようにお医者様に恵まれて納得な治療を受けたいな、と。2014/05/07

ヘブンリー

5
がんの死亡率は高いだろうなと予想していたが、まさか三人に一人が癌で死に、罹患率が二人に一人だとは思っていなかった。癌に罹れば、死んでしまうとか、治らないというイメージが強かったが、この本を読んで、癌に罹ってもあきらめる必要はないことを教えられた。また自分が癌になってもそれを客観的にジャーナリストとしてとらえた鳥越さんに感服した。2012/02/15

kawa

4
「転んでもただでは起きない男」と言われるそうな鳥越氏、自分のガンさえも取材対象にしてしまう。氏の姿勢に拍手、興味深く読了。ガンは多くの人にとって実は身近な疾病だ。10年前の闘病記なので、今とは状況が変化しているにせよ、病院の選択や抗ガン剤の問題など参考になる。健康な時にも読んでおいて良かったと思える本。2015/07/10

ゆうゆう

3
告知から10年越え選手となった鳥越さん。あえてなのか、状況報告的なルポ的な語り式をとっているのか、そうなのか、そうなってるのか、と入ってくる。医療も進化していると感じるのは、内視鏡でここまで手術出来るのか!と驚いた。肝臓に直接エコー当て腫瘍の位置判定して焼き切る!そんなことできるのか!点滴抗がん剤の吐き気、脱毛の激しい副作用イメージだが、抗がん剤、錠剤あるのか!かかるがんによっても、医師によっても違うだろうが、一生に一度の最初のがんになったときは、治療は選びたいかなぁ。患者にも知識が必要な時代なのか。2016/10/08

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