徳間文庫<br> 南方署強行犯係 狼の寓話 〈新装版〉

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徳間文庫
南方署強行犯係 狼の寓話 〈新装版〉

  • 著者名:近藤史恵【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 徳間書店(2024/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784198949273

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内容説明

夢だった刑事課に配属。しかし、初現場でミスをしてしまった新米刑事の會川圭司は、捜査班を異動させられる。そこで待っていたのは、変わり者と噂される女性刑事、黒岩だった。クールで勝気、指導は厳しいが、実は意外な一面も――。會川は、そんな黒岩と殺人事件に挑むことになった。夫が殺され、妻が失踪。行方を追ううち明らかになる妻の事情とは。著者初となる警察小説シリーズ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

72
〈南方署強行犯係〉シリーズ1作目。2003年トクマ・ノベルズ作品の新装版。配属早々にミスをした新米刑事の會川圭司と、変わり者とレッテルを貼られている女性刑事黒岩のバディもの。おっとりした捜査やDVへの対処は20年前の作品だからかな、少々違和感を持った。だがキャラクターがはっきりしていて、ひねったところがなくとても読みやすい。圭司の兄と愛猫が癒し。創作の寓話が挟み込まれていてこれが事件とどうつながるのか、それも面白かった。それにしてもDVは治らないものなのか、悲しい結末。2024/04/12

くろにゃんこ

29
刑事ものでしたが、間に挟まれている寓話がどう関わるのか不思議でした。真相が気になり一気読みだったけど、わりと大人しめに感じたのはキャラの際立ちがないのかなぁ…。DVというものの根深さ、怖いです(-_-;)2024/10/13

ぶんぶん

29
【図書館】近藤史恵、初の警察小説という事で借りて来た。 流石は近藤女史、DVに鋭く切り込んだいわゆる警察小説と一線を画く作品でした。 このコンビと取り巻く世界、兄とか母親とかが面白い関係で、続刊も読んでみようと考える。 黒岩刑事と會川刑事のコンビの在り方を続けて観ようと思う。 事件と人情、ミステリーを併せ持った傑作である。2024/10/04

えつ

13
ずっと気になっていた作品。新装版が出るとのことで、ようやく手に取れました!やっぱり近藤さんの作品は読みやすくて大好き。こちらの作品はいきなり寓話から始まって、これがどう物語と関係していくのかな?と思ったら、なるほど。そういうことか〜ってなった。DVの被害者と加害者、何だかやるせない気持ちになった。犯人のこともね…これは庇いたくなるかもしれない。この2人は家族だったと思う。なんかちょっと救いがないような感じ。 でも、主人公の圭司と相方の黒岩、さらには圭司の兄の宗司とねこの太郎(♀)がどうなるのか気になるね。2024/04/17

Nobuko

11
シリーズになっているのかな?圭司と宗司兄弟のやりとりが面白い。2024/04/20

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